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11日の中国本土市場概況:上海総合0.3%高と3日ぶり反発、自動車関連が急伸


週明け11日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比11.18ポイント(0.33%)高の3376.42ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、11.61ポイント(0.33%)高の3535.66ポイントで取引を終えている。

物価動向が好感される。9日公表された今年8月の物価統計では、生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)がそろって前月実績と市場予想を上回っている。国内消費の堅調さと、企業活動の上向きが意識された。5年に1度開かれる中国共産党大会の開催を10月18日に控え、当局が相場を安定させるとの思惑も根強くなっている。

業種別では、自動車関連株が急伸。カーエレクトロニクス製品大手の寧波均勝電子(600699/SH)がストップ高し、完成車メーカーの広州汽車集団(601238/SH)が4.7%高で引けた。ガソリン車やディーゼル車など「従来型エネルギー」を燃料とする自動車の生産・販売停止に向け、中国政府がタイムスケジュールの策定に着手したことが刺激材料。自動車関連業者に新規需要が生まれると期待された。電気自動車(EV)向けに、レアアースや非鉄などの供給が拡大するとの見方が広がり、関連銘柄も軒並み上昇した。洛陽モリブデン(603993/SH)が9.9%高、中国北方稀土(600111/SH)が2.8%高と値を上げている。半導体関連株も高い。インフラ関連株や消費関連株、発電株、石炭株、石油株なども物色された。

外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が4.20ポイント(1.18%)高の359.71ポイント、深センB株指数が6.76ポイント(0.58%)高の1169.60ポイントで終了した。

【亜州IR】




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