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5日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と3日続伸、金融株が相場けん引


5日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.73ポイント(0.14%)高の3384.32ポイントと3日続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、4.91ポイント(0.14%)高の3544.37ポイントで取引を終えた。

人民元高基調を好感。中国人民銀行(中央銀行)は5日、人民元の対米ドル基準値を16年5月以来の元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元レートが前日に続き約1年3カ月ぶりの元高水準で推移している。中国当局が「仮想通貨」の発行を禁じるなか、「人民元」通貨に資金が還流したとの見方も高まった。中国人民銀行や中央網絡安全信息化領導小組(中央ネットワーク安全情報化指導小組)など政府7部門は4日、「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」を速やかに停止するよう命じると発表している。5年に1度開かれる中国共産党大会の開催を10月18日に控え、当局が相場を安定させるとの思惑も続いた。

金融株が相場けん引。中国農業銀行(601288/SH)が2.7%高、中国平安保険(601318/SH)が2.1%高で引けた。不動産株もしっかり。保利地産(600048/SH)が2.3%上昇した。元高メリットのある空運株も買われている。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、食品株の一角なども物色された。

半面、鉄鋼や非鉄の素材株はさえない。宝山鋼鉄(600019/SH)が2.9%安、中国アルミ(601600/SH)が2.7%安と値を下げた。インフラ関連株や自動車株、直近で上げの目立っていた軍需関連株なども安い。

【亜州IR】





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