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22日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と4日続伸、中国聯通が連日でストップ高


22日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.32ポイント(0.10%)高の3290.23ポイントと4日続伸した。上海A株指数も上昇し、3.52ポイント(0.10%)高の3445.79ポイントで取引を終えている。

国有企業改革の進展が好感された。国有資産監督管理委員会は21日、中央企業(中央政府に直属する国有企業)の中国保利集団公司と中国軽工集団公司、中国工芸(集団)公司を統合すると発表している。

個別では、保利集団傘下の久聯発展(002037/SZ)と保利地産(600048/SH)がそれぞれストップ高、1.4%高で終了。親会社の「混合所有制改革」が進ちょくしていることを引き続き材料に、聯通集団傘下の中国聯通(600050/SH)は連日のストップ高を記録した。

業種別では、銀行や保険の金融株が高い。招商銀行(600036/SH)が2.3%、中国平安保険(601318/SH)が4.1%ずつ上昇した。非鉄や鉄鋼、セメントなど素材株もしっかり。江西銅業(600362/SH)が1.6%高、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.1%高、安徽海螺セメント(600585/SH)が0.9%高とそろって続伸した。安徽海螺セメントに関しては、中間決算で純利益が倍増したことも好感されている。自動車株なども堅調だった。

もっとも、上値は限定的。指数は安く推移する場面もあった。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスが逆風。人民銀は22日、公開市場操作(オペ)を通じ、ネットで100億人民元の資金を吸収している(前日も500億人民元の吸収超)。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は6日ぶりに低下したものの、一カ月物は上昇したままだ。不動産株やインフラ関連株、運輸関連株、石炭株、ITハイテク関連株などが売られている。

外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が1.00ポイント(0.29%)安の338.08ポイント、深センB株指数が4.21ポイント(0.36%)安の1164.16ポイントで終了した。

【亜州IR】



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