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15日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高と続伸、銀行株が相場けん引


15日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比13.90ポイント(0.43%)高の3251.26ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、14.62ポイント(0.43%)高の3404.97ポイントで取引を終えている。

中国景気の過度な減速懸念が薄らぐ。昨日公表された中国経済指標が下振れたことに関しても、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)開催を秋に控え、中国政府は景気安定に注力するとの見方が流れている。中国からの海外マネー流出懸念もやや薄らぐ。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、本土株が10日と11日、連日で売り越しとなっていたが、14日は深セン株を中心に買い越しに転じた。

銀行株が相場けん引。中国銀行(601988/SH)が3.3%高、中国工商銀行(601398/SH)が2.2%高で引けた。商銀の利益成長ペースが加速している——と報告されたことが材料視されている。商業銀行全体の純利益は、2017年上半期(1~6月)に前年同期比で7.9%増加。伸び率は第1四半期(1~3月)の4.6%から上向いている。グラファイト(黒鉛)関連の銘柄群も急伸。炭素材メーカーの方大炭素(600516/SH)が9.4%高、石炭化学の宝泰隆(601011/SH)が4.6%高と値を上げた。黒鉛電極の相場上昇が刺激材料。黒鉛電極相場は足元で上げ足を速め、価格は年初から10倍になった。自動車株や空運株、ITハイテク関連株などもしっかり。

半面、建材株や非鉄株はさえない。安徽海螺セメント(600585/SH)が2.2%安、中国アルミ(601600/SH)が0.9%安と下げた。ゼネコン株や石油株なども売られている。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.40ポイント(0.12%)安の334.53ポイント、深センB株指数が0.35ポイント(0.03%)高の1171.34ポイントで終了した。

【亜州IR】



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