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11日の中国本土市場概況:上海総合0.3%高と反発、「雄安新区」関連に買戻し


11日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.72ポイント(0.29%)高の3061.50ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、9.16ポイント(0.29%)高の3205.98ポイントで取引を終えている。

原油高が好感される展開。昨夜のWTI原油先物が急反発したことを受け、関連銘柄に買いが入った。中国石油天然気(601857/SH)が2.4%上げている。国内金利の上昇一服もプラス。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は今月4日の2.85%台から足元で2.81%台に低下し、約2週ぶりの低い水準に落ち着いた。金融市場の監督強化や、国内経済の先行き不安などが広がるなか、朝方は安く推移したものの、中盤以降に投資家のセンチメントが改善している。

銀行株もしっかり。中国銀行(601988/SH)が1.1%上昇した。中国商業銀行の不良債権比率が落ち着いたことなどが手がかりとなっている。金融当局の最新データでは、3月末の同比率は12月末と同水準。16年3月末まで11四半期連続で悪化した後、6月末に横ばい、9月末にやや上昇、12月末にやや低下で推移していた。

河北省での「雄安新区」設立に絡み同地や北京、天津などに事業拠点を置く銘柄群も買われる。送配電機器の保定天威保変電気(600550/SH)と下水処理の天津創業環保集団(600874/SH)がそろってストップ高。インフラ・公共設備運営の北京首創(600008/SH)が5.6%高、建築材料の北京金隅(601992/SH)が3.8%高とそろって反発した。

外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.08ポイント(0.02%)高の322.62ポイント、深センB株指数が1.15ポイント(0.11%)高の1079.83ポイントで終了した。


【亜州IR】



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