starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、原油価格の上昇で買い継続


【ブラジル】ボベスパ指数 67349.73 +1.62%
10日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1072.06ポイント高(+1.62%)の67349.73で取引を終えた。67528.41まで上昇した後、一時66283.75まで下落した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏で推移した。原油価格の上昇が好感され、資源セクターを中心に買いが広がった。また、欧州不安がやや後退していることも引き続き支援材料となった。国内では、インフレ率の落ち着きが利下げ期待を強めた。4月の消費者物価指数は前年同月比で4.08%上昇し、前月の4.57%と市場予想の4.10%を下回った。

【ロシア】MICEX指数 2028.21 +1.29%
連休明けとなる10日のロシア株式市場は3営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比25.80ポイント高(+1.29%)の2028.21で取引を終了した。2028.21から2005.40まで下落した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。ブレント原油価格の上昇が支援材料となり、資源セクターに買いが継続した。また、フランス大統領選挙の結果も引き続き好感された。国内では、景気の回復観測がロシア株の買い手掛かり。2017年、18年のロシアの成長率は、それぞれ1.2%、1.4%まで加速すると予測されている。

【インド】SENSEX指数 30248.17 +1.05%
10日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比314.92ポイント高(+1.05%)の30248.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.45ポイント高(+0.97%)の9407.30で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。インド経済に対するポジティブな見方が支援材料。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2017年度(18年3月まで1年間)、18年度のインドの成長率について、それぞれ7.2%、7.7%まで加速すると予測。高額紙幣の廃止に伴う流動性不足が短期的にインド経済を打撃するものの、中長期的にはインドの経済成長を押し上げると指摘した。また、構造改革の実施なども成長率の向上に寄与するとの見方を示した。

【中国本土】上海総合指数 3052.78 -0.90%
10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.74ポイント安(-0.90%)の3052.78ポイントと反落した。

国内景気の先行きが改めて不安視された格好。朝方公表された今年4月の中国物価統計では、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)が下振れたことが判明した(2カ月連続で前月から低下)。これまでに公表された同月の経済指標では、製造業PMIや貿易統計が予想を下回る内容だった。今年1~3月期の中国GDP成長率が6.9%と政府目標の6.5%前後を上回るなか、下期にかけて経済が減速するとの見方も流れている。政策期待の高まりなどで指数はプラス圏で推移していたが、後場に入り売りが徐々に増えた。




<NH>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.