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14日の中国本土市場概況:上海総合は0.9%安と反落、金融セクターに売り先行


14日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.89ポイント(0.91%)安の3246.07ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、31.30ポイント(0.91%)安の3399.31ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が3.38ポイント(0.98%)安の340.40ポイント、深センB株指数が8.7ポイント(0.75%)安の1151.45ポイントで終了している。個人投資家層のマインドが悪化するなか、創業板は1.20%安。23.02ポイント安の1887.46ポイントで引けた。

地政学的なリスクが意識される。買い控えムードが全体に広がった。保険、銀行株の下げが目立つ。収益環境の悪化が連想されるなか、業界大手企業が値を下げた。このほかセクター別では、IT、一般消費財・サービス、資本財・サービス、不動産、日用品なども売りに押されている。

個別銘柄の動向では、中国人寿保険(601628/SH)が1.8%、中国民生銀行(600016/SH)が1.6%、上海浦東発展銀行(600000/SH)と中信銀行(601998/SH)が1.5%ずつ下落。このほか中国冶金科工(601618/SH)が2.9%、上海国際港務集団(600018/SH)が2.3%ずつ値を下げた。貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)は0.74%安の395.45人民元。高値399.88人民元、安値395.00人民元のレンジで取引された。

一方、香港マーケットは休場。イースターに絡んで、14日と週明け17日が連休となる。

【亜州IR】




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