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19日の香港市場概況:ハンセン0.2%安と3日ぶり反落、キャセイ航空急落


19日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比48.30ポイント(0.21%)安の23049.96ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が10.49ポイント(0.11%)安の9792.37ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は553億6100万香港ドルに縮小している(18日は684億7100万香港ドル)。

域内金利の上昇を警戒。香港は金融政策で米国に追随するため、昨夜の米10年債利回りが急上昇したことを嫌気した。中国であす、2016年GDP成長率や昨年12月の各種経済統計(鉱工業生産や小売売上高、固定資産投資など)がまとめて発表されることも気がかり。結果を見極めたいとするスタンスが強まり、買い控え要因として意識された。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港航空大手の国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が3.9%安と急落。失望売りが膨らんだ。同社は18日に大規模再編に着手すると発表したものの、具体性に欠けるとの見方が広がっている。

香港系不動産セクターも売られる。信和置業(サイノランド:83/HK)が2.2%安、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド:12/HK)が1.6%安、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ:16/HK)が1.4%安、恒隆集団(ハンルン・グループ:10/HK)がそろって1.2%安で引けた。

紙・パルプセクターもさえない。ダンボール原紙メーカーの玖龍紙業(2689/HK)が1.9%、同業の理文造紙(2314/HK)が0.9%、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が1.9%ずつ値を下げた。イエレンFRB議長が講演で、「2019年末まで年2、3回のペースで政策金利を引き上げる」と発言するなか、米ドル高が再び進行。人民元が下落するなか、原材料輸入コストの上昇懸念が強まった。


【亜州IR】





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