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18日の香港市場概況:ハンセン1.1%高と続伸、環境関連に買い


18日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比257.29ポイント(1.13%)高の23098.26ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が100.67ポイント(1.04%)高の9802.86ポイントとそろって続伸した。ハンセンは約2カ月半ぶりの高値水準を回復している。売買代金は684億7100万香港ドルに拡大した(17日は506億7900万香港ドル)。

元安進行の警戒感が薄らぐ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元の対米ドルレートを約2カ月ぶりの元高水準に設定した。トランプ次期米大統領が米紙インタビューに対して「ドルは強すぎる」と発言するなか、昨夜の外国為替市場では、人民元が16日の6.90人民元台から6.85人民元台に急伸。18日も同水準で推移している。安く推移していた本土株の上昇をにらみながら、香港の各指数は中盤から上げ幅を拡大した。

ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(ベル・インターナショナル:1880/HK)が4.1%高、不動産デベロッパー香港大手の長江実業地産(1113/HK)が3.4%高、金融業香港大手の中銀香港(2388/HK)が3.1%高と上げが目立った。

環境関連セクターも物色される。風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)は3.7%高と続伸。大気汚染が深刻化するなか、クリーンエネルギー推進策が打ち出されたことが引き続き材料視されている。環境保護関連の水処理各社などにも買いが波及。水道供給と下水処理の中国水務集団(チャイナ・ウォーター:855/HK) が3.9%高、給水事業を中核とするコングロマリットの粤海投資(広東インベストメント:270/HK)が2.6%高、中国政府系環境インフラ投資会社の中国光大国際(チャイナ・エバーブライト:257/HK)が2.5%高、下水処理大手で北京市政府系の北控水務集団(371/HK)が1.9%高と買い進まれている。

非鉄や鉄鋼、セメントなど素材セクターも高い。新疆新シン鉱業(3833/HK)が4.0%、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が2.9%、鞍鋼(347/HK)と馬鞍山鋼鉄(323/HK)がそろって3.0%、中国建材(3323/HK)が2.6%、安徽海螺セメント(安徽コンチセメント:914/HK)が2.4%ずつ上昇した。


【亜州IR】




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