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13日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と反発、素材関連に買い


13日の中国本土マーケットは小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.07ポイント(0.07%)高の3155.04ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、2.11ポイント(0.06%)高の3303.52ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は1.84ポイント(0.54%)高の344.49ポイント、深センB株指数は7.46ポイント(0.66%)高の1133.98ポイントで終了した。

政策期待が追い風。中国共産党と国務院は、今週中にも中央経済工作会議を開催するとの観測が流れた。翌年度・経済政策の基本方針が固められる予定だけに、決定事項に対する期待感が強まっている。保険資金の流出が警戒され売られたものの(上海総合指数は一時1.08%安)、引けにかけて買いが優勢となった。取引時間中の公表された11月の鉱工業生産額や小売売上高は、それぞれ事前予想を上回っている。

業種別では、政策期待のある鉄鋼や非鉄など素材関連株が高い。宝鋼(600019/SH)が4.2%、中国アルミ(601600/SH)が4.6%ずつ値を上げた。前述の会議では、「供給サイド改革」を来年も継続する方針が採択されるとみられている。石油関連株も急伸。中国石油天然気(601857/SH)が1.9%上昇した。原油相場の値上がりが好感された。自動車株や消費関連株、証券株の一角などもしっかり。

(亜州IR)



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