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スカラ Research Memo(7):M&A効果でDX事業やTCG事業が大きく成長する見通し(2)


*13:37JST スカラ Research Memo(7):M&A効果でDX事業やTCG事業が大きく成長する見通し(2)
■今後の見通し

(2) 人材事業
スカラ<4845>の人材事業の売上収益は前期比12.7%増の1,270百万円、営業利益は同15.2%増の190百万円と引き続き2ケタ増収増益を見込んでいる。企業の人材採用意欲は依然として強く、アスプラのイベント事業拡大が続く見通しだ。前期はリソース不足により伸び悩んだ紹介事業も、運用マニュアルを策定しキャリアアドバイザーの定着率向上と紹介案件の成約率向上に取り組むことで成長を目指す。また、三大都市圏における新卒学生数が頭打ちとなるなかで、前期に仙台で事業所を開設したのに続き、2027年6月期は福岡にも進出する予定で、対象エリアの拡大により学生会員数の拡大を図る。一方、転職支援サービスを展開するGeaREmakeも増収基調が続くが、事業拡大に向けて人員増強やシステム強化を行う予定にしており、営業利益は若干の減益を予想している。

(3) TCG事業
TCG事業の売上収益は前期比8.0%減の2,580百万円、営業利益は同13.3%増の400百万円を見込んでいる。中期経営計画の業績目標を据え置いたため減収見込みとなっているが、2026年7月の売上も好調を維持しており、トレーディングカードの需要に翳りは見られず、2027年6月期もスカラプレイスの業績は増収増益が続く可能性が高い。また、HATOが期初から加わり、業績の上乗せ要因となる。リアル店舗の売上も外国人客の増加により好調に推移しているようで、売上収益は10億円に届く可能性がある。利益率についても、同社のデータベースやノウハウを活用することで改善が見込まれる。

また、トレーディングカード卸会社向けに提供を開始したAI画像認識システムについても、機能強化を図ったうえで横展開していくほか、社内でも買取査定や真贋判定業務にAI画像認識システムを活用していく予定だ。なお、国内での事業拡大に取り組むべく人的リソースの配分を見直したため、海外事業(直販)の取り組みについては先送りすることにした。

(4) インキュベーション事業
インキュベーション事業の売上収益は前期比39.0%増の253百万円、営業損失は32百万円(前期は58百万円の損失)を見込む。ソーシャル・エックスの官民共創事業が引き続き堅調に推移するほか、前期の減収要因となったM&A支援サービス事業について人的リソースを拡充することで、グループ内案件と外部案件の両立を図り、収益回復を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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