「事実無根の拡散にNO」(2)---クシムが旧経営陣にも名誉毀損で提訴される
中川氏を含む旧経営陣3名が8月27日、クシム代表取締役の田原弘貴氏および同社を相手取り、インターネット上での発信が虚偽で名誉を毀損しているとして、その削除を求める仮処分命令を東京地裁に申立てたことが分かった。申立人側は、田原氏やクシムがSNS・特設サイト・動画配信を通じて行った発信は虚偽であり、社会的評価を著しく損なうものだと主張している。
同日に公表されたクシムの調査者(神垣清水氏)による中間報告書には、旧経営陣が誠実に説明していた重要な事実が反映されていないと旧経営陣は指摘している。
当時、クシム本体および関係事業会社はすべて赤字決算にあり、この厳しい経営状況を旧経営陣は隠すことなく明らかにしていた。
子会社4社の成長戦略においても、カイカ・フィスコなどの資本提携先との業務提携が不可欠であったが、提携関係の破綻により、子会社4社の事業計画が暗礁に乗り上げていた。にもかかわらず、中間報告書ではこの点に一切触れず、旧経営陣の責任を一方的に強調する構成となっている。
さらに、クシムが依拠する中間報告書や関連資料の信頼性についても、旧経営陣は疑問を指摘している。
神垣氏の中間報告書はランチ会の録音のみを精査し、その後に行われた録音を取り上げておらず、整合性を欠くとしている。ランチ会後のやり取りにはクシムや田原氏に不利な発言が多く含まれていたため、意図的に省かれたのではないかとの指摘だ。旧経営陣である中川氏はフィスコ社による損賠賠償請求裁判で訴訟告知を受けており、録音データや反訳書の内容を精査した上で、これらの問題点を具体的に指摘している。
加えて、当初8月中に提出予定だった調査報告書は、8月29日に「中間報告書」として公表され、最終版は2026年1月末の定時株主総会に持ち越された。この最終盤の提出期限の延期の経緯は不自然であり、クシム並びに田原氏を被告とする損害賠償請求訴訟を前に、報告書の内容が調整されたのでないかと旧経営陣は指摘している。
旧経営陣は「事実無根の拡散にNOを突きつける」との姿勢を鮮明にしており、法廷での攻防は今後さらに注目を集めそうだ。
なお、今回の訴訟は前回報じた株式会社High Voltage Capital(HVC)による名誉毀損訴訟と構図を同じくする。HVCに続き旧経営陣までもが司法の場に訴えたことで、問題の深刻さは一段と鮮明になった。今後の焦点は、田原氏側の発信に真実性や真実相当性があったか、また発信の手法が社会的に相当と認められるかに絞られる。不正の有無を断定するような情報がSNSや動画といった強力な可視化手段で一方的に拡散されれば、実際に不正が存在するかのような印象を与えかねない。その危険性に加え、今回はHVCだけでなく旧経営陣自身も被害を訴えており、発信行為が単なる「株主の意見表明」の域を超え、企業統治を根底から揺るがす事態へ発展している点は重い。
「不正を既成事実化するかのような発信」が行われ、それが田原氏によるクシム経営権争いの「大義名分」として用いられ、結果的に田原氏らは経営権の掌握に成功した。今回、HVCに続き旧経営陣も法的手段に訴えたことで、クシムを巡る対立は単なる経営権争奪戦にとどまらず、企業統治と情報発信の在り方そのものを問う社会的争点へと広がりつつある。
過去にも類似の事例がある。2022年に三ッ星<5820>で発生した経営権争いでは、買収者側による違法な「ウルフパック」的手法が問題視された。証券取引等監視委員会(SESC)からは課徴金処分を受けている。しかし処分は乗っ取り成立から2年後で、結果的に買収者側は比較的軽い課徴金で経営権を手中に収めている。三ッ星事件で法的助言を担ったのはOMM法律事務所であり、田原氏の代理人も同事務所である。
<NH>
蛍原徹、コンビ解散時の“恩人”大物を複数実名告白「何回も相談」「会を開いてくれたり」
石井ふく子さん、100歳に「自分で数えると100にならない」VIVANT「私はあまり…」
【阪神】森下翔太がもう復帰 佐々木朗希162キロでも折れない骨に改めて驚き「材質は何?」
「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」54歳タレントが呼び掛け
ヤフートラベル、「ウルトラセール」開催 ダイナミックパッケージ対象
【巨人】井上温大2日DeNA戦の先発回避、感染症特例で登録抹消 西舘勇陽が急きょ代役
田嶋幸三氏、サッカー殿堂100人目「もし褒めてもらえるとしたら…」回想したのは30年以上前
100歳の石井ふく子さんが85歳で食べられるようになったもの「お医者さんに言われて」
広末涼子「家族旅行に出かけました」海をバックにしたショットに人気ドラマを思い出す声も
「まことおにいさん」母校・順大の特任助教に就任「こどもたちの未来につながる研究に取り組む」
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」54歳タレントが呼び掛け
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート
【甲子園】日南学園・谷口銀次郎 横浜・織田との対戦で芽生えた決意 母の教え守り聖地帰還誓う
【広島】2試合連続&今季14度目ゼロ封負け 8月ビジター6戦全敗&41イニングゼロ行進
【中日】細川成也4年連続20号「先制点を取りたかった」ドーム開場97年以降、球団史上4人目

「事実無根の拡散にNO」---クシムが名誉毀損で提訴される
クシム---旧クシム経営陣が名誉毀損訴訟を提起 - 仮処分取下げを経て法廷闘争は新局面へ
クシム---クシム取締役・田中遼氏に対しても名誉毀損訴訟へ― 田原氏提訴に続く「第二幕」、責任追及は個人レベルへ拡大
ネクスグループ:クシムによるZEDHDへの議決権行使を裁判所が禁止、ネクス側の主張を認容
ネクスグループ:クシムによる司法の判断を歪める行為に反対意見
Zaif株を巡るクシムvsネクスの攻防、ネクス側の反論と揺らぐ日本の企業支配構図
ネクスグループ:クシムの保全抗告棄却で勝利、ZEDホールディングス統治の正当性を司法が再確認
クシム---田原氏の申立てを地方裁判所が却下、取締役の違法行為差止仮処分命令申立てで
クシム:取締役である田原弘貴氏に辞任勧告、インサイダー取引への関与疑義
クシム:株主提案の経過(3)田原氏は経営能力で取締役資質を欠くと判断