青山商事:事業ポートフォリオ改革とOMO推進で収益構造強化へ、年初来高値更新もいまだPBR0.6倍台で推移
同社の競争優位性は、長年培ってきたビジネスウェア事業の強固な基盤と、そこから派生・拡大した多様な事業群との連携にある。第1に、ビジネスウェア事業においては、47都道府県すべてに店舗網を持つ唯一の企業であり、圧倒的な販売チャネルと顧客接点を有している。また、市場のカジュアル化が進みスーツ需要が減少トレンドにある中、同社はオーダースーツへの注力を強化している。オーダースーツブランド「麻布テーラー」の子会社化も実行するなど、全店舗でオーダー対応可能な体制を構築し、多様化する顧客ニーズを的確に捉えている。そのほか、冠婚葬祭などのフォーマルウェアは業界内で高いシェアを誇っている。第2に、これらのビジネスウェア事業で築いた顧客基盤や店舗網、ノウハウを他の事業セグメントに活用できる点も大きな特徴だ。例えば、カード事業はビジネスウェア事業の顧客を会員として取り込むことで安定した収益を上げており、フランチャイジー事業では「洋服の青山」の店舗開発で培った立地選定や店舗運営のノウハウが活かされている。スーツという伝統的な事業を核としながらも、時代の変化に合わせて事業の多角化を進め、グループ全体でのシナジー創出を目指す姿勢が同社の競争力を支えている。
最新の2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が43,657百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益が1,369百万円(同19.2%減)と減収減益での着地となった。ただ、通期では挽回が可能な範囲のようで、秋以降に効いてくる施策の仕込みも順調に進んでいるようだ。主力のビジネスウェア事業が、市場のカジュアル化や消費者の節約志向を背景に客数・客単価ともに伸び悩み、低調に推移したことが響いた。一方で、ポートフォリオの多様性が業績を下支えした。特にフランチャイジー事業は、リユース業態や飲食業態が引き続き好調を維持し、全体の業績に貢献した。カード事業も安定した収益を確保しており、ビジネスウェア事業の不振を他事業でカバーする構図が明確になっている。
2026年3月期の通期業績予想は、売上高199,800百万円(前期比2.1%増)、営業利益14,000百万円(同11.3%増)と増収増益を見込む。市場環境としては、ビジネスウェアに対する需要の構造的変化は厳しい状況が続いているが、下期に需要が集中する季節特性を活かし、オーダースーツやフォーマルウェアといった高付加価値商品の販売強化、OMO戦略によるオンラインと店舗の連携深化、そして効果的な販売促進策の実施によって巻き返しを図る計画だ。
同社は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中であり、連結売上高2,100億円、連結営業利益170億円という目標を掲げている。この目標達成に向け、引き続き既存事業の収益力強化と事業ポートフォリオの最適化を両輪で進める。具体的には、ビジネスウェア事業において、不採算店舗の整理を進める一方で、店舗のコンパクト化(中小型化)によって賃料を抑制し、店舗あたりの収益性を高める戦略を加速させる。同時に、ECと店舗をシームレスに連携させるOMO戦略を深化させ、顧客データの活用によるパーソナライズされたサービス提供や、店舗在庫のEC販売による在庫効率の改善を図る。事業ポートフォリオに関しては、成長が見込めるフランチャイジー事業などへの投資を拡大する一方、不採算事業については撤退も視野に入れた見直しを行っていく方針だ。
株主還元については、「PBR1倍以上」の達成を最重要課題と位置付け、極めて積極的な姿勢を打ち出している。還元方針として「連結配当性向70%」または「DOE(株主資本配当率)3%」のいずれか高い方を採用するという方針を掲げている。2026年3月期の年間配当は、前期から2円増配となる1株あたり136円を予想。2025年4月に創業家以外から社長が就任する新経営体制へ移行したが、大きな混乱もなく想定通りの計画で進捗できているほか、この高い還元方針は維持されてPBR1倍割れ改善に向けて経営陣の企業価値向上に対する強い意志がうかがえる。IR活動においても、個人投資家向けのコミュニケーションの強化も検討が進んでおり、市場との対話を重視する姿勢が見られる。主力のビジネスウェア事業の収益性改善を図りつつ、フランチャイジー事業などのビジネスウェア事業以外のセグメントの成長加速も今後の企業価値を大きく左右しそうだ。PBR0.6倍台で推移する中、直近の株価は年初来高値を更新し、2019年ぶりに2500円を超えた。PBR1倍に向けて企業価値評価が高まっていくと想定すると、上値余地は大きい。新経営体制のもとで進められる事業構造改革の動向に、引き続き注目しておきたい。
<FA>
小堺一機「やっぱり浅草の伝統なんだね」欽ちゃんとたけしの“共通点”に納得
「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」54歳タレントが呼び掛け
木梨憲武、ラッパー愛車の“ルーフ乗り”が議論に 大御所は苦言「憲武ヒップホップなめてる?」
どぶろっくが衝撃告白 大悟驚き「ちょっと待ってそれ言っちゃっていいの?」
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
NEXCO西日本、南九州道・妙見第一橋の通行止め解除まで少なくとも2年 熊本地震で被災
歴史的な偉業にカブス公式も祝福!球団新記録1試合9本塁打&リーグ新記録の月間62本塁打達成
女性モデルが訴え「ほぼ毎回打ち合わせの最後は枕営業の話」「令和の時代にもまだある」
日向坂46佐藤優羽
星野真里「確かにそうだなと」夫高野貴裕氏の言葉で難病患う長女との向き合い方が変化
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
伊藤かずえ、愛車シーマの“最新”走行距離写真を公開「すごーい」と驚きコメントも
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート
【甲子園】日南学園・谷口銀次郎 横浜・織田との対戦で芽生えた決意 母の教え守り聖地帰還誓う
【中日】細川成也4年連続20号「先制点を取りたかった」ドーム開場97年以降、球団史上4人目
【広島】2試合連続&今季14度目ゼロ封負け 8月ビジター6戦全敗&41イニングゼロ行進

三菱瓦斯化学:半導体製造工程で欠かせない企業、ICT3事業に注力してPBR1倍割れ改善へ
椿本興業:100年以上続く老舗の機械商社、業績好調ななか株価の上昇基調続く
ソマール:高機能樹脂生産などメーカー機能を持った化学専門商社、PBR0.5倍台で推移
ナカバヤシ:「収益力の強化」に重点置く、PBR1倍割れかつ配当利回り4%超え
三京化成:1946年創業の化学品取扱主体の商社、PBR0.4倍台かつ配当利回り2.5%超え
三和油化工業:10月に年初来高値更新、PBR1倍到達・中計達成で株価は6割高
英和:創業77年の独立系技術商社、DX・GXなど追い風に成長するPBR1倍割れの割安成長銘柄
高田工業所:今期は化学プラント定修の閑散期を織り込んだ計画、PBR0.5倍台かつ配当利回り4%超え
タカギセイコー:意欲的な中計でROE改善もPBR0.3倍台は超割安水準、配当利回り3.5%超
アルインコ:建設機材関連でニッチトップ製品多数、PBR0.6倍台かつ配当利回り4%超え