iーplug Research Memo(3):主力事業は新卒オファー型就活サービス「OfferBox」
同社の主力事業は新卒オファー型就活サービス「OfferBox」で、「OfferBox」のプラットフォーム上で、企業に就職したい新卒学生と、ニーズに合致した学生を採用したい求人企業の「個別最適なマッチング」を行っている。2022年8月にリリースした20代、30代向けのオファー型転職サービス「PaceBox」は、2024年6月をもってサービス終了となった。
1. 「OfferBox」
「OfferBox」の企業側のビジネスフローは、企業情報や採用担当者の紹介文など自社のプロフィールを入力した後、検索機能を利用して学生を検索、気になる学生を見つけたらプロフィールを確認、説明会や面接への参加を促すオファーを送る。学生が承認したら、少人数座談会や個人面談などに招待し学生との相互理解を深める。企業は一連のフローで選考し、採用したい学生を決定したのちに入社合意の確認をするという流れである。
(1) 「OfferBox」の競争優位性
「OfferBox」の特徴は、業界初のオファー送受信数制限、企業からアプローチする仕組み、豊富な学生プロフィール情報、行動データを用いた機械学習、適性検査結果を含む多様な検索軸、決定に導くナレッジと支援体制、成功報酬型と早期定額型の2本立て料金体系など多岐にわたる。こういった仕組みは模倣可能であり、現に類似サービスも出てきているが、そのなかで「OfferBox」が高い成長性を持続できているのは、独自モデルによる競争優位性と、それを可能にした企業文化にある。競争優位性は、アプローチの起点、採用手法の構造、ビジネスの要所という3つに起因する。この3つの違いにより、1学年21万人以上にのぼる登録学生数や2万社を超える登録企業数、オファーの質、開封率の高さといったプラットフォームの競争優位性を作り上げた。
a) アプローチの起点
新卒採用市場において、就活生は毎年入れ替わるため、各学生にとって就職活動は一度であるのに対し、企業は毎年新卒採用を行っているため、新卒採用に関するナレッジが蓄積されやすい状態にある。このため就職活動では、情報弱者の学生と情報強者の企業という情報格差が生じる構造となっているにもかかわらず、就職ナビサイトなどのエントリー型は情報弱者の学生から情報強者の企業にアプローチするモデルになっているため、ミスマッチが発生しやすい。これに対し「OfferBox」は、情報強者の企業から情報弱者の学生にアプローチするモデルになっているためミスマッチが発生しにくい。アプローチの起点に違いがあるため、情報の非対称性を乗り越えて個別最適なマッチングが可能となり、企業にとってエントリー型では出会いにくい学生の採用につなげることができる。
b) 採用手法の構造
これまで多くの就活生と企業に利用されてきたエントリー型では、学生からアプローチしなければならないため、認知度やブランド力の高い企業に応募が集まる傾向があった。一方、企業側も、短期間に大量の応募学生から選ばなければならないことから、出身校の偏差値や学歴など人物本位とはいえない要素で選別する傾向にあった。このため、エントリー型は偶然性の強い手法と言わざるを得ない。一方、「OfferBox」は、企業が学生の充実したプロフィールを見てダイレクトにアプローチするため、必然的に出会いの確率が高くなるWin-Winのマッチングとなっている。
c) ビジネスの要所
エントリー型は偶然性の強いマッチング構造となっているため、サービス内にいかに多くの企業と学生を「集める」かがビジネスの要所となっていた。一方、1名1社ごとの個別最適なマッチングが可能な「OfferBox」では、「集める」ことより、サービス内で登録した学生と企業をいかに「動かす」かが要所となる。「集める」と「動かす」というビジネスの要所の違いが競争力の差につながるが、「動かす」ため「OfferBox」では、業界初のオファー送受信数制限機能の実装や、決定人数をKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)としたKPIツリーを用いた改善の積み重ね、導入企業への1to1コミュニケーション、リアルイベントの開催、仕組みの改廃スピードなど、サービスの改善を徹底。このため、エントリー型ばかりでなく、同社を模倣したようなダイレクト型に対しても競争優位性を発揮できている。近年、大学生専用の会員制ラウンジのplugin lab事業や、企業が先生となりオフィスが教室となるキャリア大学事業、食品業界に特化した就活プラットフォーム「Tsunagaru就活」を企画運営する(株)マキシマイズをM&Aしているが、いずれも企業と学生がリアルに出会う機会を増やすことで、「動かす」を促進することを目的にしている。
(2) 収益の特徴
「OfferBox」には成功報酬型と早期定額型という2つの料金体系がある。同社は、成功報酬型を入口に独自の営業マーケティングによってリピート利用企業数を伸ばすことで、安定収益源となる早期定額型を着実に増やしていく手法を取ってきた。成功報酬型は、3月1日の採用広報解禁日からオファー送信、入社合意に至った時点で費用が発生。導入のための費用がないうえ、入社以前に学生が内定を辞退した場合は成功報酬を返金する契約となっており、初めてダイレクトリクルーティングを利用する企業にとって利用しやすいという特徴がある。早期定額型は、3年生時のインターンシップへの参加促進など採用広報解禁以前からオファー送信が可能となっている。契約時に利用料金と採用枠料金を一括して支払い、内定辞退が生じた場合でも返金しない契約となっているが、1人当たりの採用単価を低く抑えられるうえ、長期間サービスを利用できることから採用の可能性を一層高められる。近年の採用活動の早期化やダイレクトリクルーティングというサービスへの認知向上により、新規契約時から早期定額型を選択する企業が増えている。なお、早期定額型で超過した採用枠を、成功報酬型でカバーするケースもある。
収益貢献に関して、成功報酬型の場合、採用決定時に一括して売上を計上するのに対し、早期定額型は利用料金が3年生時の契約から4年生時の利用終了までの期間に按分されるため、翌期の売上となる料金について当該期は契約負債(前受収益)として計上される。投資を強めると当該期の費用が立つ一方で契約負債(前受収益)が大きくなるため、利益率が下がる傾向がある。しかし、受注時に料金が一括入金されるため、営業キャッシュ・フローは営業利益に対して大きくなる傾向がある。このため「OfferBox」は、安定した顧客基盤とキャッシュ基盤を同時に生み出す仕組みにもなっている。「OfferBox」のサービス特性から売上高が下期に偏重していたが、採用の早期化や企業の採用意欲向上、営業の強化などから前倒しの傾向が強まっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
日本シリーズの組み合わせ決定 ソフトバンク対DeNAは2年ぶり3度目 過去1度ずつ日本一
蒼井優、娘のショルダーストラップをマクラメ編みで手作り 豚しゃぶのタレの作り方も紹介
乃木坂46伊藤理々杏が卒業発表、加入10周年迎えた3期生は残り1人に
鈴木おさむ氏、AIの難しさとは…叱りすぎると「できない新卒みたいなことをやる」
キングオブコント午後6時から生放送 初出場はダウ90000、ヤッホイ、相性はいいよね
【DeNA】プロ野球史上初のCS6連勝 2年ぶりの日本シリーズ進出
【阪神】森下翔太の2打席連発に虎党狂喜乱舞!打球速度181キロの豪快勝ち越しソロ
【阪神】NHK解説が阪神“目覚め”を指摘「別のチームが対戦しているよう」7回の勝ち越し劇に
水森かおり ラッキースポット名古屋で紅白出場誓う 「素晴らしさを世界に届けたい」
【阪神】やっぱり森下翔太、負けられない一戦で左翼へ豪快アーチ!スタメン復帰で大暴れ
AIで写真加工できるツール10選!無料範囲と使い方も解説
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
「VIVANT」前半で衝撃事実が判明…X動揺「最悪すぎ」「完全に予想外」「ちょっと待って」
Perfumeかしゆか、トレードマークのぱっつん前髪からイメチェンに反響「おでこ!可愛い~」
【解説】日本ハムが日本Sに進出するには5勝が必要 今季から変わったルールとは
「収入少なく」 我が家・杉山さん、ウインナー万引きで書類送検
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
「学校の先生」24歳グラドル、ビキニ姿で前かがみ 美バスト強調ショットに「ワーオッ」歓声
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
「まさか近所の方が…」 ノーベル賞に硤合さん、埼玉で喜びの声
大沢あかね「マジで芸能界から嫌われてる」芸人を実名告白「女性タレントの中では1位」
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
生成AIとは?仕組みや種類をはじめての人向けに解説
【2026年最新】パソコンの高騰はなぜ起きた?原因・今後の予測・安く買う方法を解説
大村知事「来てほしくなかった」 食事への不満投稿のタイ代表に

iーplug Research Memo(1):「OfferBox」が順調に成長、「第2の柱」も投資継続へ
iーplug Research Memo(8):「OfferBox」を中心に価値提供範囲の拡大を推進
学情 Research Memo(3):求職者と企業のニーズに合わせた質の高いマッチングを実現(2)
キャスター Research Memo(4):サービス拡大等による稼働社数とARPUの増加で業績向上
i-plug---新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の2025年10月度主要KPIを公表
i-plug---2025年12月度 主要KPI(速報)の推移
ハウテレビジョン Research Memo(4):ハイクラスに特化し、好循環型プラットフォームを構築
学情 Research Memo(5):2026年10月期に中期経営計画目標達成へ(1)
iーplug Research Memo(7):決定人数の伸びをドライバーに20%成長を目指す
i-plug---26年3月期は2ケタ増収・経常利益まで2ケタ増益、主力のOfferBox(早期定額型)の売上高が40億