サンワテクノス Research Memo(1):2028年3月期に営業利益80億円超を目指す新中期経営計画を発表
サンワテクノスは、独立系技術商社として、国内外でエレクトロニクス・メカトロニクス関連の事業を展開しています。2025年3月期は売上高、営業利益共に減少しましたが、為替や経費抑制の影響で利益は予想を上回りました。今後、AI需要や省人化投資などの増加が期待され、2026年3月期は増収が見込まれています。新中期経営計画「SUN-WA Growth Plan 2027」では、事業構造改革と成長戦略を通じて2028年3月期には営業利益80億円以上を目指しています。株主還元策として、PBR1.0倍超の早期実現を目指し、DOE4.0%以上の配当を継続する方針です。また、株主優待制度を強化し、高利回りを実現しています。
サンワテクノス<8137>は産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関連の装置・機器・部品を取り扱う独立系技術商社で、「双方向取引」(顧客であると同時に仕入先である取引先との取引)を特徴として、業容を拡大した。国内30拠点、海外39拠点で事業展開している(2025年3月末現在)。
1. 2025年3月期は減収減益となるも利益は会社計画を上回る
2025年3月期の連結業績は、売上高で前期比16.0%減の139,581百万円、営業利益で同43.6%減の3,507百万円と減収減益となった。市況低迷による設備投資の減少や手配調整が続き、国内外でFA業界向けを中心に売上が減少した。ただ、利益重視の営業活動に取り組んだことで売上総利益率が改善したほか、期中平均為替が151.58円/米ドルと前提レート(137.90円/米ドル)よりも円安で推移したこと、経費抑制に取り組んだことなどにより営業利益は会社計画(3,080百万円)を上回った。なお、受注高は同2.9%減の132,909百万円と減少傾向が続いたものの、日本は同4.6%増と3期ぶりに増加に転じるなど、一部の業界では底入れの兆しが見えはじめている。
2. 2026年3月期は3期ぶりの増収、利益は保守的に横ばいを見込む
2026年3月期の連結業績は売上高で前期比11.0%増の155,000百万円、営業利益で同0.2%減の3,500百万円を見込む。AI需要の高まりによる設備投資のほか、環境対応投資、人手不足による省人化投資などの拡大が見込まれ、売上高は3期ぶりの増収に転じる見通し。営業利益は、米国の関税政策や中国の景気動向など先行き不透明感も残ることから、保守的に横ばい水準にとどめた。為替前提レートは144.00円/米ドル※としている。
※ 1円/米ドルの変動による年間の収益影響額は売上高で413百万円、営業利益で26百万円(他通貨も米ドルと同じ変動率と仮定)。
3. 新中期経営計画を発表、事業構造改革と3つの成長戦略で成長目指す
2028年3月期までの3ヶ年の中期経営計画「SUN-WA Growth Plan 2027」が新たに発表された。「市場環境の変化に適合する事業構造改革」「3つの成長戦略(商品戦略、顧客セグメント戦略、エリア戦略)による収益力の強化」「成長を支える投資と個別戦略の実施」の3つの基本方針に取り組み、最終年度に営業利益80億円超、ROE10.0%超、PBR1.0倍超を目指す。また、イノベーション本部において事業化につながる注力技術分野を特定し、パートナー企業と連携して革新的なソリューションの開発に取り組むなど、高付加価値ビジネスの育成にも注力する方針だ。
4. PBR1.0倍超の早期実現に向け株主還元を拡充
同社はPBR(株価純資産倍率)1.0倍超を早期実現するための施策の1つとして、株主還元の充実を打ち出している。2025年3月期よりDOE(連結株主資本配当率)4.0%以上を目途に継続的かつ安定的配当を行う方針とし、2026年3月期の1株当たり配当金は前期と同額の120.0円(DOE4.30%)を予定している(前期は記念配10.0円含む)。また、株主優待制度の拡充を新たに発表した。毎年3月末時点の株主に対して、保有株数及び保有期間に応じてQUOカードを贈呈しているが、2026年3月末より200株以上保有の株主に対する優待内容を充実させた※1。株主優待も含めた年間投資利回りは6%前後と高水準となる※2。
※1 変更後は、100株以上200株未満保有で保有期間2年未満の場合1,000円相当、2年以上保有で2,000円相当、200株以上保有で保有期間2年未満の場合は3,000円相当、2年以上保有で5,000円相当とした。
※2 5月30日終値(2,309円)で算出。
■Key Points
・2025年3月期は減収減益となるも各利益段階では会社計画を上回る
・受注底入れで2026年3月期業績は3期ぶりの増収に転じる見通し
・2028年3月期に営業利益80億円超、ROE10.0%超、PBR1.0倍超を目指す新中期経営計画を始動
・DOE4.0%以上を目標に配当を実施、株主優待も2026年3月末より拡充
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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