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三機工業 Research Memo(2):三井系の企業で、長い歴史のなかで培われた高い技術力、信用力と実績が強み


三機工業は1925年に旧三井物産の機械部を母体として設立された設備会社です。高い技術力と実績を基に、日本経済の成長とともに業績を伸ばしてきました。初期には東洋レーヨンの滋賀工場など大型工事を手掛け、その後も幅広い設備分野に進出し、現在では国内有数の総合建築設備会社となっています。1950年に東京証券取引所に上場し、東証プライム市場に位置しています。同社は2025年の創立100周年に向け「Century 2025」という長期ビジョンを掲げており、主要なKPIを目標通り前倒しで達成しました。現在は新たな「中期経営計画2027」に基づき、さらに成長を目指しています。

*11:02JST 三機工業 Research Memo(2):三井系の企業で、長い歴史のなかで培われた高い技術力、信用力と実績が強み ■会社概要

三機工業<1961>は1925年に旧 三井物産(株)の機械部を母体として設立された設備会社である。大型工事である東洋レーヨン(株)(現 東レ<3402>)の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫工事を施工したことから始まった。当初は暖房、衛生、建材などを扱い、その後、電気設備にも進出し、建築設備の企画・設計・施工まで一貫した業務を主として事業展開している。

戦後は建設需要の高まりにより業績を伸ばし、1958年には資本金が10億円を超えた。その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画し、日本経済の成長とともに業績を伸ばした。事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの総合建築設備会社となっている。株式については1950年に東京証券取引所(以下、東証)に上場し、現在は東証プライム市場に上場している。

同社は、2016年3月期に創立90周年を迎え、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を発表した。この計画の最終年度は2026年3月期の予定であったが、主要なKPI(数値目標)は既に1年前倒しで2025年3月期に達成された。そのため今回、新たに「中期経営計画2027」を発表し、新たな目標に向けてのスタートを切った。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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