ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期第2四半期決算説明会文字起こし(4)
ニッポンインシュアは、2025年9月期第2四半期決算で家賃債務保証の売上を報告しました。「初回保証料」、「更新保証料」、「月額保証料」と3つの収入源を持ち、前年同期比でそれぞれ119.4%、113.4%、134.5%と順調に増加しています。特に、初回保証契約件数と契約単価の増加が績効を見せ、市場ニーズに応じた付帯商品の提供が奏功しています。また、求償債権発生率が微増する一方で高い回収率を維持するため、システムと人力を組み合わせた効率的な回収プロセスを導入。今後もデジタル化を推進し、業績の安定成長を目指すとしています。2025年9月期の業績予想も堅調で、売上高は前期比112.5%の3,622百万円を見込んでいます。
こちらが家賃債務保証に関してのグラフです。
保証料売上には3つの分類がありまして、
一つ目は、保証契約時にお支払いいただく「初回保証料」、
二つ目は、1年に一度の更新時にお支払いいただく「更新保証料」、
三つ目に、ケースとしては多くありませんが、毎月お支払いいただく「月額保証料」
この3つの分類があります。
【初回保証料】
初回保証料は、新規取引先、契約件数の増加で第2四半期までの実績は、869百万円。前年同期比で119.4%。
【更新保証料】
続いて、更新保証料ですが、こちらは契約更新に伴い発生する収入であり、ストック型収入として重要な役割を果たします。
実績は、510百万円。前年同期比で113.4%と安定的な収益基盤の形成につながっています。
【月額保証料】
三つ目の月額保証料についても、同様に増加傾向で、実績は、186百万円。前年同期比で134.5%と伸びております。
それでは、次がこの売上を増加していくための当社のKPIについて説明をいたします。
こちらが、当社のKPI 2025年9月期第2四半期までの実績と前年同期比です。
【結果】
初回保証契約件数:15,356件(前年同期比(2Qまで)103.3%)
初回保証料契約単価:51,549円(前年同期比(2Qまで)108.9%)
求償債権発生率:6.4%(前年同期比(2Qまで)+0.2point)
求償債権回収率:98.8%(前年同期比(2Qまで)+0.1point)
の実績を残しております。
次が各KPIの推移になります。
まず、売上増加の為のKPIである「初回保証契約件数」と「初回保証料契約単価」になります。
【初回保証契約件数】
初回保証契約件数につきましては、新規取扱店の拡大や既存取引先でのシェア拡大で、契約件数も前年同期より増加しております。
ニーズに合わせた付帯商品を揃えていることが、契約件数増加の一因と考えております。
引き続き、積極的な営業活動を行い、契約件数の増加につなげてまいります。
【初回保証料契約単価】
初回保証料契約単価につきましては、居住用・事業用ともに増加ができております。
当社の取引先契約物件の家賃の上昇や付帯サービスの利用増加に伴い、昨年同時期より増加につながっております。
この契約単価は市場に左右されやすいため、引き続きその事を認識しながら、適切な対策を講じられるよう継続的に注視してまいります。
続いて、収益確保の為のKPIである「求償債権発生率」と「求償債権回収率」になります。
【求償債権発生率】
求償債権発生率は前年同期比と比べて微増しておりますが、支払委託型契約の増加に伴うもので、引落の口座登録不備なども含む、初期遅延が主な要因ですので、「支払いができない」という方ではありません。
SMSによる事前支払案内やWEB請求、自動音声案内などの督促ツールを活用し、即時回収に繋げています。
【求償債権回収率】
求償債権回収率は、契約件数が増加しているにもかかわらず、継続的に高水準の回収率を保っております。
右下の図は、求償債権回収の対応プロセスを示しています。
1ヶ月以内の滞納は引落口座登録の不備など、軽微な理由が多く、対象者も多いため、主にシステムを活用して大量の数を迅速に対応し、2ヶ月、3ヶ月以上については、交渉や訪問などの業務が必要となるため、人が対応をしております。
このように、人とシステムを効果的に使い分けることで、「対応スピードの向上」「回収効率の向上」「優先債権の特化」を実現し、効率的な回収業務を行っております。
信用情報を参考とした審査を導入し、長期滞納者の発生リスクを抑制しているほか、入居者の支払履歴を分析し、遅延リスクの高い入居者に対して、早期に督促を開始した成果のあらわれだと考えております。
こちらが、2025年9月期の業績予想及び配当になります。
売上高:前期比112.5%の3,622百万円
営業利益:前期比123.5%の516百万円
経常利益:前期比126.2%の517百万円
当期純利益:前期比128.6%の360百万円
1株当たり当期純利益:128円89銭
配当予想:1株当たり13円
と、2024年9月期通期で発表した内容と変わらず、今期予想として報告いたします。
市場に適したサービスの提供及びシェアの拡大を行い、デジタル化を更に推進し、今後も継続的な成長と安定した配当を目指し、全力を尽くしてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期第2四半期決算説明会文字起こし(5)に続く
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