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JIG-SAW---1Q増収、月額課金案件の受注獲得や人的資本経営の強化に注力


JIG-SAWは2025年12月期第1四半期の決算を発表し、売上高が前年同期比1.6%増の8.85億円であったが、営業利益は同33.8%減の1.46億円となった。主力のデータコントロール事業は月額課金案件の受注を推進し好調だが、インフレや為替変動などの経済環境が影響。特に、クラウド市場やIoT分野でのサービス展開を強化し、画像生成AI関連の技術開発にも注力。Google Cloudのスペシャライゼーション認定も取得し、取引総額が前年同期比22.3%増加。さらに、長期的な成長のために人的資本管理の強化や高い投資を実施中であるが、将来的な業績予測は困難として、具体的な数値予想を公表していない。

*11:19JST JIG-SAW---1Q増収、月額課金案件の受注獲得や人的資本経営の強化に注力 JIG-SAW<3914>は、7日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.6%増の8.85億円、営業利益が同33.8%減の1.46億円、経常利益が同32.6%減の1.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.6%減の1.01億円となった。

同社グループは、独自に保有する基盤コア技術をベースに、システムマネージ、クラウドマネージ、生成AI、IoT及びIIoT分野に加え、あらゆる物質や細胞にまでリーチするIoE(Everything)、そしてテクノロジーと人間の実質統合により、人間の五感を拡張させるIoA(Abilities)分野における研究開発・ビジネスデザイン及び各種取り組みを、国内外において着実に進めている。
同社のクラウド・IoT分野全体を包括するデータコントロール事業の売上は、安定した完全ストック型ビジネス(サブスクリプションモデル及びリカーリングモデル)の継続課金売上と一時的なスポット売上で構成されており、同社の現時点での主力事業であるシステムマネジメントは、世界的なインフレや中国経済の先行き不安、大幅な為替変動、米国新政権の動向などの影響を受けることなく、当第1四半期においても、月額課金案件の受注獲得を推し進め、上場以来過去最高の月額課金売上のプラス成長に着地する潮流が続いている。また、中長期的な企業価値の向上と持続的な成長を実現するための人的資本経営の強化にも注力し、先行投資は過去最高額となった。
同社サービスのグローバルにおける需要が高まる中、同社の合弁会社であるSBI JIG-SAWモダナイゼーションズによる金融業界全般へのサービス展開に加え、ユーザの運用・サポート部門切り出しモデル(カーブアウト戦略)に進出する等の事業拡大を推し進めている。また、画像生成AIの強化に貢献するコンピュータビジョン技術の特許取得に加え、クラウド市場・企業ニーズの拡大に対応すべく、Google Cloud Partner Advantageスペシャライゼーション認定を取得するなどした、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW PRIME」では、取引総額が2.09億円(前年同期比22.3%増)拡大した。さらに、今後の高い事業成長を実現すべく、将来に向けた先行投資額は過去最高を更新し、前年同期と比較して約0.44億円増加となった。

2025年12月期の連結業績予想について、同社のビジネスの堅調な推移により現時点で過去最高の売上高が見込まれる状況だが、データコントロール事業及びグローバルIoT・生成AIビジネスの事業拡大や事業投資に関する不確定な要素が多く、適正かつ合理的な業績予想の策定が困難であるため、業績予想を記載していない。

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