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CaSy Research Memo(3):家事支援サービスの安定成長を基盤に、さらなる事業拡大を図る


CaSyは、クラウド型家事支援「MoNiCa」を用い、効率化とカバー範囲の拡大を進める。さらなる事業展開として、家事支援以外にハウスクリーニングや買い物代行などを提供し、包括的な"暮らしのプラットフォーム"として成長を目指す。「MoNiCa」は、家事支援業界の需給バランス最適化を目指すプラットフォームで、特にクロスマッチング機能で需要と供給のギャップを埋める。株主還元としては、株主優待制度を導入し、サービスの認知度向上と株主支持の強化を図る。

*12:33JST CaSy Research Memo(3):家事支援サービスの安定成長を基盤に、さらなる事業拡大を図る ■中長期経営戦略

CaSy<9215>は、「MoNiCa」を活用したクラウド型家事支援の強化や、行政との連携による市場拡大を進め、家事支援の効率化とカバー範囲の拡大を目指す。さらに、ハウスクリーニング、整理収納、買い物代行といった家事支援以外のサービスを展開し、より幅広い暮らしのサポートを提供する。中長期的には、家事支援に留まらず「暮らしのプラットフォーム」を実現し、多様なライフスタイルに適応したサービス展開を行うことで、持続的な成長と売上総利益の拡大を実現する。

「MoNiCa」は家事支援事業の課題を解決するDXプラットフォームであり、業界全体の需給バランス最適化を目指す。名称は「も(Mo)っと、日(Ni)本に、家(Ca)事支援を」を意味し、サービスの本質を象徴する。日本には約4,000社の家事支援企業が存在するが、DX化の進展は遅れている。同社はIT資本を生かし、「クロスマッチング」機能で人材不足と需要のミスマッチを解消する仕組みを構築し、市場での競争優位性を高める。

同社は、家事代行事業者間でユーザーとスタッフを相互にマッチングする「クロスマッチング」機能を構築し、需給の最適化を図っている。この仕組みにより、取引ボリュームが増加し、キャストにとっても近隣の顧客からの依頼を受けやすくなるメリットが生まれている。今後は、さらなるシステム改善と提携事業者の拡大を進め、家事代行業界全体の効率向上と市場拡大に寄与する方針である。



■株主還元策

株主還元及びサービスの認知度向上を目的に株主優待制度を導入

同社は現在配当は行っていないが、株主還元及びサービスの認知度向上を目的に、株主優待制度を導入した。100株以上の保有株主に対し、8,000円分のギフト券を贈呈する。権利確定日は11月末日で、11月30日に株主名簿へ記載され、ギフト券は翌年2月中旬に送付される。これにより、株主のサービス利用を促進し、企業価値の向上を目指すとともに、長期的な株主の支持を強化する狙いがある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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