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NANO MRNA---保有する抗体および産生株の譲渡契約を締結し一時金を受領

NANO MRNAは、ナノキャリア時代に開発した抗体およびその産生株を、リンクメッド社に譲渡する契約を締結しました。これにより、NANO MRNAはリンクメッドから契約一時金を受領し、診断薬が販売されれば、数億円規模のロイヤリティを得る可能性があります。リンクメッドは、放射性同位体64Cuを標識したこの抗体を用いて膵がんの診断薬や治療薬の開発を推進しています。既に、第I相の医師主導治験が行われており、この技術は膵がんの早期発見と治療成績の向上に寄与することが期待されています。

*18:45JST NANO MRNA---保有する抗体および産生株の譲渡契約を締結し一時金を受領 NANO MRNA<4571>は2月28日、革新的な「見える」がん治療を目指した銅の放射性同位体64Cuを用いた放射性医薬品の研究開発を推進しているリンクメッド社へ、同社の前身であるナノキャリアのADCM（抗体結合型ミセル）の研究開発で樹立した抗体およびその産生株（以下、「本抗体」）に関する譲渡契約を締結したと発表した。

同社はリンクメッドから契約一時金を受領し、さらに、本契約により、診断薬の販売が実現した場合には数億円規模のロイヤリティを受け取る。

リンクメッドは、64Cu で標識した本抗体を⽤いて、膵がんを対象とした診断薬および治療薬の開発を推進している。既に、64Cuで標識した本抗体の第I相医師主導治験が実施されており、同社は、膵がんの早期診断により治療成績の向上につながることを期待しているとしている。 ＜ST＞
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