プロディライト Research Memo(9):従来の事業戦略に加え、新たにM&A戦略も強化
プロディライトは、従来の事業戦略を見直し、INNOVERAの拡充や販売戦略強化に加えて、ブランド力の向上と新たなM&A戦略の強化を発表しました。INNOVERAの機能を革新するために、感情分析や音声翻訳などの新技術を導入予定で、月一回のクラウド更新により利便性を向上させます。販売戦略では地方市場の開拓やパートナーシップの強化を進めます。ブランド力の向上では、経営企画室を新設し、情報発信を強化する。また、クラウドPBX市場でのシナジーを重視したM&Aにより企業成長を促進します。NNコミュニケーションズのM&Aを通じて、INNOVERAの販路拡大やワンストップ・ソリューションの提供を推進し、2026年までに黒字化を目指しています。
4. 見直し後の事業戦略
新たな事業戦略では、従来の事業戦略を「INNOVERAの機能拡充」「INNOVERAの販売戦略」「ブランド力の強化」「M&A戦略」へと組み替えた。新たな事業戦略においても、「INNOVERA」の機能拡充や販売強化によって「INNOVERA」のアカウント数や「IP-Line」のチャネル数などのKPIを向上させ、リカーリング収益を拡大して中期成長につなげるという大きな方針は変えていない。
(1) INNOVERAの機能拡充
「INNOVERA」では、先端技術による進化、「INNOVERA」のアップデート、連携の強化、新サービスの展開を推進するなど機能拡充により利便性を向上し、日本のビジネスフォン市場における技術革新をリードしていく方針だ。先端技術による進化では、「INNOVERA Emotion」で音声から人の感情を分析できる技術を実用化、関連特許を取得した。音声翻訳は2025年8月期中に、多言語通訳は2026年8月期以降に導入予定である。「INNOVERA」のアップデートでは、従来型の据え置きハードウェアPBXは一般的に年単位でのアップデートに留まるため機能改善の頻度が少ないが、クラウドの優位性を生かして大小含め月1回のアップデートを行い、基本機能を一層使いやすく進化させる。連携の強化では、SaaSサービスを中心に今後も協業や連携を推進していく予定だ。また、「INNOVERA」で培った音声通話部分の技術を、他社サービスに提供するビジネスモデルも模索する。新サービスの展開では、「INNOVERA SMS」や「Telful」などのように、「INNOVERA」からスピンアウトした機能特化型のサービスの提供を強化する。
(2) INNOVERAの販売戦略
販売効率の向上を目指し、市場動向などに応じて継続的に組織体制の見直すことで、営業関連組織体制を最適化する方針だ。そのなかで、地方への進出や電話関連サービスのセールス強化、パートナーシップの強化、顧客接点の強化などを推進する。地方への進出では、地方都市の番号提供や番号そのままでの乗り換えを支援する。また、アフターサポートを武器に日本を東西に分けて事業展開し、東日本事業部では「INNOVERA」専売と関東・中部圏だけでなく札幌や仙台、東海エリアなど未開拓の地方を攻略、西日本事業部でも「INNOVERA」専売、関西・九州圏に加えて中国・四国エリアなど未開拓の地方を攻略する計画だ。電話関連サービスのセールス強化では、ソリューションセールス事業部を新設し、Yealinkで唯一の正規日本総代理店として国内流通を掌握するほか、「Telful」など「INNOVERA」から派生したサービスの販売も強化する。パートナーシップの強化では、全国拠点を持つ大手商社(パートナー)を担当・支援するための専用チームとして広域営業チームを新設し、大手商社が持つ顧客にリーチする。顧客接点の強化では、カスタマーサクセスグループを強化し、サポートのさらなる強化によって回線利用量の増加を図ることで単価向上やアップセルを狙う。将来的にはインサイドセールス※機能の強化も視野に入れる。
※ インサイドセールス:内勤営業のことで、電話やメール、Web会議などを用いて顧客とコミュニケーションを取る。
(3) ブランド力の強化
サービスコンテンツとIR視点からの事業情報の発信を拡充することでブランド力を強化する方針で、そのため経営企画室を新設し、オウンドメディアの構築と発信やサイトコンテンツの充実を推進する。オウンドメディアの構築と発信では、IR note マガジン※に参画し、決算など適時開示情報の補足や株主通信、事業情報、各種情報プラットフォームへのリンクなど、ステークホルダーが興味を持ちそうな情報をオウンドメディアに集約し、同社情報へのアクセス性を向上させる。経営企画室の新設では、経営戦略の立案と実行に加え、ステークホルダーに対するIRや広報、マーケティング活動を行う。サイトコンテンツの充実では、コーポレートサイトやブランドサイトにおいて、SEO対策や問い合わせ増加を狙うだけでなく、サイト回遊やコンバージョン拡大につながり、IRや広報にも効果のあるコンテンツを作成する。
※ IR note マガジン:メディアプラットフォームのnoteを活用して上場企業のIR記事を配信するnote公式マガジン。
(4) M&A戦略
新たに組み込んだ事業戦略で、クラウドPBX市場への追い風を背景に、クラウドPBXのリーディング・カンパニーとして既存事業とのシナジーを重視したM&Aによって非連続的な成長を進め、企業成長を加速させる方針だ。こうした方針の下、同社は2024年11月に(株)NNコミュニケーションズ(2024年3月期売上高1,388百万円、営業損失24百万円)をM&Aした。NNコミュニケーションズは、インターネット回線の契約取次業務のブロードバンド代理店事業、移動体通信基地局の設計・施工・コンサルティング、ネットワーク関連の設計・施工などを行っている。同社にとって、NNコミュニケーションズが得意とするWebマーケティングによる「INNOVERA」の販路拡大や、導入時のLAN工事など拡張した「ワンストップ・ソリューション」の提供がシナジーとして期待できる。また、新たに開発する「INNOVERA」の廉価版を、NNコミュニケーションズを通じて少人数の企業に販売することも検討している。NNコミュニケーションズは、現在ほとんど利益がない状況だが、同社にM&Aされたことにより2026年8月期には黒字化する計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
「Snow Man」国立ライブの花火が2夜連続で打ち上がる 9色の花火に神宮球場も大歓声
【横浜】Aロペス「このままサウジに行ったら恥をかく」監督交代実らず浦和に完敗 最下位転落
黒木華「海は現実とかけ離れた場所。そこがすごく魅力的」19年にダイビングのライセンスも取得
【神戸】本多勇喜が鉄壁守備で3連勝もたらす 身長差21センチ埋める守備に「化け物」の声も
中田カウス、上方漫才協会10周年に「ほぼ形ができあがりました」若手漫才師サポートへ意気込み
【日本ハム】ドラ1柴田獅子が鮮烈投手デビュー「遊び心」変幻自在スライダー 2軍戦3連続K
初V狙う関西外大が大体大にサヨナラ勝ち「大きい1勝」 関西国際大もサヨナラ 阪神大学春季L
帝京、4本塁打含む11安打11得点で8強入り プロ注目の二刀流・村松秀心が2発&好救援
【ヤクルト】新外国人ランバート、6回2失点粘投 6回ピンチも力で押し切り勝ち越し許さず
【日本ハム】吉田賢吾“四度目の正直”V打、挽回チャンスくれた新庄監督のアドバイス生かした
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
「徳川家の末裔」32歳ギャル芸人が革命的イメチェンに「イイ女過ぎ」「美人がバレた」「お嬢様」
板垣瑞生さん急死 共演した元AKB女優「なんでよ。受け入れられないです」
いとうあさこ、若い女性共演者が窃盗 疑惑の段階でかばうも裏切られ余罪が多数発覚
60歳女優“性接待””やらせ”激白「今晩相手してよね」拒絶後「降ろされた」教授初講義で
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
八代亜紀さん「ヌード写真付きCD」発売 熊本知事「許しがたい」
石橋貴明の弁明にタレントがチクリ「風俗以外で記憶が曖昧になるほど異性に…」
武田鉄矢「金八先生」シリーズ1位の“天才生徒”を実名発表「もう群を抜いていて…」
堀江貴文氏、石橋貴明めぐる騒動「何を今更」私見
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
広末涼子容疑者は奈良から車で移動中だった「なかなか厳しいのでは」識者が疑問呈す
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
広末涼子容疑者の元夫キャンドル・ジュン氏が繰り返した語った言葉「心が…」がネットで再注目
孤独のグルメで旨そうだった「トマトの酢漬け」のおいしい作り方! フレッシュな旨味がキューッとくるっ
自称広末涼子容疑者逮捕「涙出てくる。悔しい」“本物”は全国TVで社長の苦悩語ったばかり
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
広末涼子容疑者の逮捕は“異例”弁護士見解に小説家の医師「我々はサンドバッグじゃなくて人間」

プロディライト Research Memo(8):企業理念の「日々挑戦」を実践
プロディライト Research Memo(2):独自開発したクラウドPBXを通じてIP電話サービスを提供
プロディライト---一時ストップ高、NNコミュニケーションズの子会社化を発表
プロディライト Research Memo(1):M&A戦略と双方向番号ポータビリティが成長を押し上げへ
プロディライト Research Memo(10):2025年8月期業績予想は精査中。M&Aと双方向番号ポータビリティ
プロディライト---クラウドPBX「INNOVERA」、契約社数1,800社(アカウント数42,000)を突破
プロディライト---NNコミュニケーションズの株式を取得(子会社化)
プロディライト---1Qは売上高6億円を突破、音声ソリューション事業が堅調
プロディライト Research Memo(5):回線から端末・アプリまでワンストップで提供できる強み
プロディライト---LDTがクラウドPBX「INNOVERA」を導入