Pウォーター Research Memo(1):2025年3月期中間期は、過去最高の営業利益を更新し上方修正
プレミアムウォーターホールディングスは,家庭や事業所にミネラルウォーターを届ける業界大手です。2025年3月期中間期では,営業利益が前年同期比55.4%増の5,999百万円と過去最高を更新し,業績見通しも上方修正されました。売上収益は減少しましたが,これはモバイル事業の売却影響によるものです。メインのウォーターサーバー事業は顧客基盤の拡大により堅調に推移しています。新社長体制の下,ビックカメラグループからの事業譲受やコクヨグループとの共同配送が進展しています。2025年3月期の年配当金は95.0円に増配予想され,高い配当性向を維持しています。
プレミアムウォーターホールディングス<2588>は、ウォーターサーバーを設置した家庭や事業所に自社製造のミネラルウォーターを届ける宅配水業界の大手企業である。2016年に、天然水製造が強みの(株)ウォーターダイレクトと営業力が強みの(株)エフエルシーが経営統合して誕生した。ブランドを「プレミアムウォーター」に統一して再スタートを切って以降、強力な営業組織と販売ノウハウを武器に急成長する。保有顧客数167万件(2024年9月末時点)は宅配水業界で首位となっている。
1. 業績動向
2025年3月期中間期の売上収益は38,911百万円(前年同期比6.3%減)、営業利益5,999百万円(同55.4%増)、税引前中間利益5,038百万円(同55.1%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益3,128百万円(同52.5%増)となり、各利益が大幅に増加した。
売上収益は、前期に売却した連結子会社のモバイル事業に係る売上分による影響があったが、主力のウォーターサーバー事業の売上高は堅調に推移した。新規顧客獲得は順調に推移し、既存顧客の継続率向上策も奏功し、2024年9月末の保有顧客数は167万件と、前期末から5万件の純増となった。2024年6月にはビックカメラ<3048>グループの(株)ビックライフソリューションからウォーターサーバー事業を承継したことも顧客基盤の拡大につながった。売上高総利益率は工場設備の稼働率を向上させ原価低減に努めたことで、前年同期比2.2ポイント増の84.9%と向上した。売上高販管費率では、物流費の安定化につながる自社物流網の構築等による各種費用の低減を行い、同3.9ポイント減の69.5%となった。結果として、営業利益額で2016年7月の経営統合以降の過去最高を更新し、営業利益率は15.4%(前年同期は9.3%)と収益性が大幅に向上した。
2. 業績見通し
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上収益で前期比4.4%減の77,000百万円、営業利益は同16.6%増の11,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同4.8%減の5,500百万円と、上半期を終えて各利益の予想が上方修正された。売上収益は前期比4.4%減の予想ではあるが、前期に売却したモバイル事業(売上規模44億円)の影響が残るためであり、本業の水事業自体は順調な成長を計画する。また、前期までに取り組んだM&A・資本業務提携((株)ラストワンマイル、INEST(株)、(株)DREAMBEERへ資本参加)による営業体制の強化、ビックカメラグループからの事業譲受の成果が進行期には顕在化することが期待できる。通期の売上高予想に対する、2Q進捗率は50.5%(前期は51.5%)と前期並みである。利益面では、営業利益で前期比16.6%増、売上高営業利益率では14.3%が上方修正後の値である。通期の営業利益予想に対する、2Q進捗率は54.5%(前期は40.9%)と前期を大きく上回る進捗である。
3. 成長戦略・トピック
同社の代表取締役社長は、金本彰彦(かねもとあきひこ)氏(2024年6月19日就任)にバトンタッチした。安定した事業基盤や経営方針の引き継ぎとともに、次なる成長に向けたギアチェンジを託された形である。次世代の基本戦略は「自社モデル」に加えて「グループ・外部活用モデル」を追求し、安定的な利益成長を目指すことである。2023年3月以降だけでもラストワンマイル、INEST、DREAMBEERへの資本業務提携やビックカメラグループからの宅配水事業承継、コクヨとの共同配送などが行われており、顧客基盤、製造・物流基盤の強化が進行している。
4. 株主還元策
同社の年配当金は順調に増配を継続しており、2022年3月期の年20円配当から2024年3月期の年80円配当まで増加した。2025年3月期の配当金は95.0円(中間45.0円済、期末50.0円予想)、配当性向は51.3%を予想する。利益予想の上方修正に伴い年5.0円増えた。利益の成長とともに、高い配当性向が魅力である。宅配水や厳選された食品類が贈呈される株主優待制度も人気がある。
■Key Points
・2025年3月期中間期は、過去最高の営業利益を更新し上方修正
・2025年3月期通期予想は、営業利益11,000百万円に上方修正
・金本新社長体制がスタート。ビックカメラグループからの事業譲受、コクヨグループとの共同配送など外部資源活用が進展
・2025年3月期は年95.0円(中間45円済、期末50円、15.0円増配)、配当性向50%超を予想
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<HN>
【甲子園】左手の指がない県岐阜商の横山温大が2安打「勇気や希望を与えられるような存在に」
21歳朝ドラ女優、映画の濡れ場シーンで祖母から目を隠され…「もし私のそんな仕事みたら…」
イチロー氏の会見でハプニング?通訳ターナー氏が“イチロー節”に困惑 プロの言葉選びで回答
九州の大雨、お盆休みを直撃 運転再開待つ客でJR博多駅も混雑
面倒な工程が全部不要!リュウジさんの「やけくそオムレツ」が簡単かつ可能性無限大
47歳怪力芸人、77キロ差の元大関に腕相撲で圧勝 スタジオ騒然「最初に一瞬力が僕の方に…」
日本ハムが台湾の至宝・孫易磊を登録/11日公示
漫画家・洋介犬氏“名誉侵害”書き込みめぐり、法的措置で「解決」 今後への警鐘も
終戦の8~9月、南樺太で朝鮮人の虐殺が多発 旧ソ連の新資料で判明
8月16日の毎日新聞書評欄は『可視化される差別』ほか
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント
46歳で妊娠「八重歯の天使」が“ライン”浮き出るタンクトップ姿「妊婦さんに見えない!」の声
堀江貴文氏が実名挙げ怒りあらわ「ふざけたヤツ」「モラルが欠如してる男」41歳実業家をバッサリ
結婚カズレーザー「よくバレなかったね?デート」赤コーデツッコまれ「旅行に行く時さすがに…」
34歳元ミス日本の“バキバキ”ビキニに騒然「仕上がってる」父はイチロー氏指導、夫は日本代表
友近、夜の営みめぐる「断り方」の悩みに対し回答「私は”その行為”がなくても…」
えなこが衝撃“肘ブラ”姿公開でX混乱「布がない…」「バンザイして」「うわー」新写真集の表紙
大津波予言の「7・5騒動」めぐり木下博勝氏「何らかの責任を取る必要あるのでは?」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!

プレミアムウォーターホールディングス---25年3月期営業利益2ケタ増、期末配当金の増配を発表
Pウォーター Research Memo(2):顧客獲得力を強みに宅配水業界シェアNo.1に躍進
Pウォーター Research Memo(1):2025年3月期は営業益20%超増。顧客獲得効率化等が奏功
Pウォーター Research Memo(8):4期連続増配。2026年3月期は年110円、配当性向50.2%を予想
Pウォーター Research Memo(2):: 顧客獲得力を強みに宅配水No.1。金本新社長が成長を狙う
TOKAIホールディングス---2025年3月期決算について 売上高、全ての利益項目で過去最高更新
ダイキアクシス:国内の浄化槽メーカーからグローバルな水ビジネスプレイヤーへ、総合利回り4%超え
ミアヘルサホールディングス:医薬事業・子育て支援事業・介護事業の3つが主力、PBR1倍割れかつ配当利回り2%超え
ヤギ:1893年創業の繊維商社、PBR0.56倍台かつ配当利回りは3.82%超え
MRK:今期は利益がV字回復以上で株価は2倍化も、特別株主優待も実施