POPER Research Memo(8):2024年10月期は前期比で売上高1.3倍、営業利益は倍増(1)
1. 2024年10月期の業績概要
2024年10月期の業績は売上高1,071百万円(前期比29.2%増)、営業利益73百万円(同96.7%増)、経常利益70百万円(同112.4%増)、当期純利益83百万円(同216.8%増)と大幅な増収増益となり、期初計画も上回った。POPER<5134>の積極的なプロモーション活動の結果、教育業界での「Comiru」の認知度は向上し、大手学習塾においては「Comiru」導入とセットにした基幹システムの有償開発の引き合いが増加し、21社と商談し7社から受注した。中小塾においても1,100件以上もの商談を進め、370件以上の受注を獲得した。また、2024年5月にティエラコムから「BIT CAMPUS」事業を承継したことで顧客数・生徒数も拡大し、事業基盤が強化された。新たな事業領域として進出している学校教育においては、千葉県での導入のほか大阪市教育委員会でも導入が決まり、成長基盤は順調に拡大している。
有料契約企業数は前期末比27.4%増加し1,689社、課金生徒ID数は同30.8%増加し444千IDとなった。1年間で363社、104千ID増加し、順調に売上を伸ばした。主力サービスである「Comiru」に加えて、事業承継した「BIT CAMPUS」も顧客・生徒・売上の拡大に寄与した(2024年10月末の有料契約企業数128社、課金生徒ID数36千ID、ARR※11.4億円)。増収に加えて、AI活用によりシステム開発業務の効率化を進めたことから、売上総利益率は74.5%と前期比0.9ポイント改善した。事業拡大に伴い人件費や販売委託手数料が増加したほかM&A費用20百万円も加わり、販管費は同26.3%増加したが、売上高の増加とコストを抑制したマーケティング施策により販管費率は67.6%となり同1.5ポイント低下した。ARPUは54,365円と同8.9%増となり、ARRは1,101百万円と同38.7%増となった。解約も主に廃業が原因であり、解約率※2は第4四半期も0.4%と低水準を維持している。
※1 ARR:「Annual Recurring Revenue」(年間契約利用料)の略称で、四半期末(期末)時点の「MRR」を12倍して算出する。
※2 顧客の解約率:「月中に解約した有料契約企業数÷前月末時点での有料契約企業数」の月間解約率をベースとした直近12ヶ月の平均月次解約率。
なお、「BIT CAMPUS」事業を譲渡したティエラコムが経営する大手学習塾の一部教室にも「Comiru」をトライアル導入し、現在、その効果を検証している。その結果が好評であれば、今後、数千人規模となるティエラコムの教室にも導入が進むことが期待される。「BIT CAMPUS」は「Comiru」と同じ学習塾向けの業務管理システムであるが、Webでテストできる機能や掲示板機能など「Comiru」にはないユニークな機能も備えている。同社では、今後これらの機能やノウハウを「Comiru」に取り込み、将来的には「Comiru」の機能を強化しつつ、システムの統合を想定している。現在、「BIT CAMPUS」の見込顧客に対しても、顧客ニーズに応じて「Comiru」と「BIT CAMPUS」の両方を提案している状況にある。
2. 顧客基盤別の動向
(1) 学習塾領域
大手塾については、前期から戦略的に推進している「ComiruPRO」の導入と基幹システムの有償開発のセット提案に対する引き合いが引き続き増加傾向にあり、基幹システム更新時の入札にも参加の指名がかかる状況である。同社の積極的なプロモーション活動により、教育業界では「Comiru」の認知度が高まっているようだ。2024年10月期は、前期からの継続案件を含む21社と商談し7社から受注した。7社のうち3社は入札コンペで受注を獲得した。また、7社のうち3社のシステム開発は終了し、既に課金が開始されている。残り4社はシステム開発を開始しているが有料契約企業数にはカウントされず、2025年10月期の業績に織り込んでいる。有料契約企業数は、課金を開始した3社に「BIT CAMPUS」の契約企業2社が加わり1年間で5社の純増となった。
中堅・個人塾向けには、学習塾向け経営セミナーの開催回数を前期の約2倍に増やし、各セミナーの平均参加者数は200名を超えた。Web広告等も適宜チューニングし、最適な状態を維持するようPDCAを回した。その結果、約6,400件以上のリードを獲得し、そのうち1,100件以上が商談に結び付き、1年間で中堅塾は32社、個人塾で248社純増した。
営業は一部の大手学習塾を除き、マーケティング活動による問い合わせを起点とする反響営業であり、リスティング広告やSNS広告、自社制作の冊子やオウンドメディアによる情報発信、自社セミナーの開催、業界専門誌への寄稿等で見込み顧客へのタッチポイントを拡充している。
(2) 習い事領域
英会話やプログラミングスクール等の習い事領域においては、活用事例の共有や業界特化型のセミナーの開催などにより1年間で78社純増した。
(3) 学校領域
公教育の学校領域では、2023年度に千葉県八千代市内中学校(3校4部活動)を対象とした休日の部活動の地域移行に向けたモデル事業において「Comiru」が導入された。この実績が評価され、八千代市教育委員会において、2024年度の部活動の地域移行に関わる事業に参画する市内中学校11校の部活動への「Comiru」の導入が採択された。さらに、八千代市から隣の習志野市への紹介もあり、習志野市でも新規導入が決まった。部活動運営を受託するスポーツクラブ(コナミスポーツ(株))に導入するケースもあり、同クラブからの紹介により大阪市教育委員会においても新規導入が決定され、2025年10月期より3~4校で導入が進む予定である。また、千葉県教育委員会の「業務改善DXアドバイザー配置事業に関する業務委託」プロジェクトに(株)マイナビが委託先として決定し、同社が専門アドバイザーとして当該事業の効果検証と部活動の地域移行に関わるサポートを行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
オールスター戦で史上初「スイングオフ」で決着!シュワバーが3球全て本塁打でナ・リーグ勝利
【日本代表】森保一監督がE-1初連覇から帰国「Jリーグにはたくさん良い選手がいる」
【西武】平沢大河が移籍後初ヒット 昇格即「2番二塁」で出場
長友佑都の妻平愛梨、4兄弟が円陣を組んで応援する姿にフォロワー反響「パパめっちゃ幸せだね」
キタムラ×ムーミンの本革バッグ&財布が数量限定で登場
秋の訪れを告げる限定シリーズ「Utsuri〈ウツリ〉」登場
大谷翔平、ア・リーグ最強左腕スクバルから安打「できれば対戦したくない」球宴で難敵攻略に笑顔
小峠英二、プロポーズの言葉明かし照れ笑い 妻からの反応は「ジワる」 先月結婚を発表
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
オフショ公開のアンゴラ村長「標準体型」黒ビキニ姿に「リアリティすごい」「なんちゅー格好」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
坂上忍、宴席で26歳男性アイドルにガチ説教 一緒に聞いていた堀田真由も号泣 スタジオ騒然
岡田紗佳、自身の大学名確認され「本当です!これは!」と語気強める 伊東市長学歴疑惑巡り
有吉弘行が実名告白 7・5騒動で「どっか行っちまった」著名人に「帰ってきた?」痛烈ツッコミ
高知東生「仲間とずっと気にしてるんだけど…」 45歳女優の報道めぐり思い「後悔している」
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
舛添要一氏、ラーメン二郎「20分」騒動に私見「だんだん齢を重ねてくると…」
上白石萌音が行ってみたい国は… 「憧れ続けています。行った人で悪く言う人1人もいない」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
オールスターで珍事発生 9回まで同点で決着はホームラン競争へ、球場を後にしている選手も多数
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
43歳2児ママドルがバスタオル1枚で“衝撃”体重公開「ドキドキ」「これは…好き」夫は芸人
大谷翔平の打席中、バッテリーの会話が放送 大谷の中前打に「F●●●」「あ~」と嘆く
上田晋也、コンビ改名で戸惑い明かす「海砂利水魚もくりぃむしちゅーも好きじゃない」
「『グゴゴゴゴー』とものすごい音」 2人意識不明 福岡・建物崩壊
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
<1分で解説>参政党・神谷氏「職員に辞職勧告」露メディア出演巡り

POPER---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、主力サービス「Comiru」では新規顧客の導入が好調に推移
POPER Research Memo(1):2025年10月期は「Comiru」新サービスのリリースで成長を加速
Iスペース Research Memo(5):2025年9月期業績は主力事業の収益力回復が計画達成の鍵を握る
IGS Research Memo(5):2025年3月期は修正計画を上回って着地も、利益面は損失幅拡大
POPER Research Memo(11):顧客基盤の拡大とARPUの最大化による成長を目指す
POPER---2Qも2ケタ増収・大幅な増益、通期業績予想の上方修正を発表
Iスペース Research Memo(2):パフォーマンスマーケティング事業とメディア事業を展開
Iスペース Research Memo(4):注力領域のマーケティングソリューションは計画を上回るペースで成長
POPER Research Memo(3):SaaS型業務管理プラットフォームComiruで教育現場のDXを推進(2)
POPER Research Memo(7):「Comiru」の機能拡充により基幹システムのリプレースを目指す(4)