EG Research Memo(3):ネットセキュリティの大手。SNS投稿監視などのサービスをワンストップで提供(2)
イー・ガーディアンは、ソーシャルサポート、ゲームサポート、アド・プロセス、サイバーセキュリティ、及びハードウェアデバッグなどのサービスを提供する企業です。ソーシャルサポートが売上の主力を占めており、投稿監視やカスタマーサポートを行っています。AI技術を活用した効率的な監視システムを導入しており、低コストで高品質のサービスが特徴です。特にサイバーセキュリティ分野では脆弱性診断やクラウド型WAFの提供が順調で、売上の成長が期待されています。業務の自動化やシステム化によって、リーズナブルな料金で迅速なサービス提供を実現しており、2024年9月期には15.0%の営業利益率を達成しました。
2. 事業概要
売上高の主力はソーシャルサポートであり、2024年9月期で売上高の59.3%を占める。ゲームサポート(同13.9%)、アド・プロセス(同12.4%)、サイバーセキュリティ(同7.9%)が続く。その他はハードウェアに対するデバッグなどである(同6.5%)。
(1) ソーシャルサポート
ソーシャルサポートは、ソーシャルWebサービスなどの様々なインターネットサービスを対象に、投稿監視、カスタマーサポート及び風評調査などを提供する。豊富な実績のある人材による監視サービス(有人監視)に加え、専門特化した監視ツール(システム監視)を併用するのが同社の特長である。独自開発されたAI判別システムは低コストかつ高品質なサービス提供をするうえで武器になっている。2024年9月期は、EC・フリマサイト向けのカスタマーサポートサービスが堅調に推移したものの、上半期の既存顧客の需要の落ち込み等を補完できず、売上高は前期比1.3%減の6,758百万円となった。
(2) ゲームサポート
ゲームサポートは、ソーシャルゲームを対象に、主にカスタマーサポート及びデバッグ業務などを提供する。ゲームをリリースする前に行うデバッグ作業からリリース後のプロモーション、問い合わせ対応まで一気通貫でサポートする体制を確立している。近年は国内のゲーム市場のヒットタイトルが減少し厳しいなか、国内ゲーム会社の海外進出及び中国や韓国など海外のゲーム会社の日本進出など海外案件の獲得に注力している。英語対応はフィリピン、日本語対応はベトナムなど海外拠点も活用する。2024年9月期は、国内ゲーム市場は変わらず大型のヒットタイトルに恵まれず、売上高は前期比で15.8%減の1,578百万円と減収となった。
(3) アド・プロセス
アド・プロセスは、広告審査業務をはじめ、広告枠管理、入稿管理、広告ライティングなどの運用代行業務を提供する。同社センターで請負う場合と派遣・常駐する場合がある。広告関連の業務は、従来、労働集約的な面が強かったが、同社独自のAIシステムやRPA(Robotic Process Automation)を活用し生産性が向上している。近年は、成長が続く動画市場において、動画に掲載される広告に対する審査業務が増加している。2020年には、(株)サイバー・コミュニケーションズとネット広告関連業務BPOを行う合弁会社である(株)ビズテーラー・パートナーズを設立し、受注チャネルを拡大した。2024年9月期前期比は、デジタル広告市場の規制強化に対する需要やインフルエンサーマーケティング関連の需要の拡大するなかで新規顧客開拓に取り組んだものの、既存顧客の売上高の減少を吸収できず、売上高は前期比で8.3%減の1,407百万円と減収となった。
前述3業務の業務モデルの特長は、対応量(件数)に応じた課金体系であり、リーズナブルな料金で長年のサービス経験に基づく専門的なサービスを提供でき、導入までのスピードが速いことである。
(4) サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティは、セキュリティ業界の第一人者である徳丸浩(とくまるひろし)氏率いる専門家集団が脆弱性診断、WAF、SOCサービス、セキュリティの経営課題を解決するコンサルティングサービスなどの総合的なサイバーセキュリティサービスをワンストップで提供している。2022年9月には、多様なWebサイトのセキュリティ対策をサポートするべく、クラウド型WAFの提供を開始し、足元拡販に成功している。2024年9月期の売上高は前期比16.8%増の903百万円と、特に脆弱性診断サービスが好調に推移し2ケタ増収となった。各企業のセキュリティ強化、サプライチェーンリスク低減などサイバーセキュリティ需要は拡大しており、今後もさらなる成長が期待できる。
(5) その他
その他には、ハードウェアのデバッグ事業が含まれる。子会社EGテスティングサービスが30年以上の経験とノウハウに裏打ちされた高品質なサービスを行っている。2021年には八王子テストセンターを開設し、多面的機能テストの需要へ対応する体制が整った。2024年9月期の売上高は前期比15.2%減の744百万円となった。
3. 強み
同社の業務は人材による監視サービス(有人監視)から始まっており、現在でも「人」にしかできない業務や「人」ならではの業務において20年以上の運用実績を積み上げてきた。一方で、早期から、システム化可能な業務は積極的にシステム活用をとってきた。2010年代に入り、AI型投稿監視システム「E-Trident」や人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」が併用されるようになると、業務は格段に進歩し、他社にはない低コスト及び高品質が実現できるようになった。2018年からは、自社開発のRPAを活用した業務の自動化に取り組み、アド・プロセス分野での広告審査・広告運用業務の効率化に役立てている。2022年には、テキスト・画像・動画・音声などの幅広い投稿をより正確にスピーディーにチェックすべく、新たな投稿監視システム「kotonashi(コトナシ)」を開発し導入した。2023年のチェンジHDとの提携によりAI開発体制が強化され、将来的に映像や音声を対象として自動化・省力化ツールの強化が進行中である。このように同社の強みは、「人」が運用ノウハウやデータを蓄積し、それを活用して独自開発した「AI・システム」により運用を効率化することで、低コストで高品質なサービスを提供できる点にある。結果として高い収益性(2024年9月期の売上高営業利益率は15.0%)が実現している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<HN>
H2Aロケット最終号機の打ち上げ成功 有終の美を飾る
セサミストリートマーケット初のアーティストコラボ「HELLO!NEW YORK」発売♡
シリーズ完全網羅! ホラーアンソロジー『V/H/S』パンフレット発売決定 嬉しい“VHSケース”付き(※組み立て式)[ホラー通信]
【日本代表】森保監督がE-1選手権に臨むメンバー選に言及「3バックも4バックもできる選手」
明石家さんま、オンカジ逮捕のフジ社員は「われわれの仲間」 マツコから「犯罪者を生む男」命名
【湘南】海外移籍の福田翔生が涙「これで最後かと思うと」ホームで惜別弾ならずも走る湘南体現
マイメロディ&クロミがCASETiFYと夢のコラボ♡
ツーハッチの新作ブラで夏の悩み解消♡オフショルコーデにも◎
【湘南】デンマーク1部移籍の福田翔生「言葉に表せないぐらいの思い」本拠地ラストマッチで躍動
明石家さんま「もっと適当に生きろよって」 コンビ解散のロンブー亮から連絡受けたことを明かす
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
山口真由氏は「しばらくお休みとなります」モーニングショー冒頭で羽鳥慎一アナが報告
【7月21日まで】最大50%分のふるなびコインがもらえる「ふるなびメガ還元祭」3つのキャンペーンと参加方法
元フジ渡邊渚、ビキニ姿の大胆露出で表紙ジャック!「完成した誌面を見て毎度のことながら…」
三上悠亜「ボンキュッボン」大胆くびれ白ビキニ姿「完璧な美しさ」「大き過ぎる」ファン騒然
三崎優太氏、石丸伸二氏「再生の道」全42人落選確実に「前代未聞、政治ごっこの偽善者にもう…」
大久保佳代子、「ネット賭博疑い」逮捕フジ社員と過去に数回仕事「私の印象では…」
三笘薫がクリア夫人との挙式を報告「美男美女」ウエディングフォト多数、肩を寄せ合い満面の笑み
小泉進次郎農相と石丸伸二氏「この差は大きい」倉田真由美氏が指摘「記者とのやりとりを見て」
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
TOKIO国分太一が重大なコンプライアンス違反か 芸能活動休止へ
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
国分太一が無期限活動休止、「株式会社TOKIO解雇」一部の報道は関係者が否定
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」

イー・ガーディアン---2Qも増収増益、ソーシャルサポート・サイバーセキュリティの売上高が増加
イー・ガーディアン---1Q増収増益、ソーシャルサポートが順調に推移
イー・ガーディアン---24年9月期減収なるも、第4四半期の売上高が前年同期を上回り再び成長軌道へ
EG Research Memo(5):「エンタープライズ大型デジタルBPO案件向け」の営業力強化を推進
EG Research Memo(4):2024年9月期は下期業績回復傾向も減収減益で着地
ISGインデックス™によると、第3四半期のアジア太平洋地域のIT・ビジネスサービス市場は引き続き成長するも、第2四半期水準からは鈍化
アイビーシー Research Memo(3):主力事業はITシステム性能監視ソフトウェアのライセンス販売(2)
SIGG---25年3月期は2ケタ増収・2ケタ以上の増益、システム開発とインフラ・セキュリティの両部門ともに2ケタ増収
トリプルアイズ---2Qは2ケタ増収、AIソリューション事業が2ケタ増収・大幅増益に
アイビーシー Research Memo(2):主力事業はITシステム性能監視ソフトウェアのライセンス販売(1)