伸和HD Research Memo(1):主に北海道で飲食・物販等を事業展開。2024年10月に札幌アンビシャスに上場
伸和ホールディングスは、北海道を中心に外食・中食・内食の全業態を展開する企業で、2024年10月に札幌アンビシャスに上場しました。同社は飲食事業と物販事業を主軸に、近年では冷凍食品事業の強化を図っています。2024年3月期には大幅な営業増益を達成し、2025年3月期も増収・営業増益を見込んでいます。北海道内でのドミナント出店を加速させ、東北や北関東エリアへの進出も計画しています。成長戦略の進捗や、店舗網拡大に向けた施策が今後の課題として注目されています。
伸和ホールディングス<7118>は、北海道を中心とする居酒屋チェーン等の飲食事業及び惣菜店チェーン等の物販事業、全国の商社等を対象とする冷凍食品等の卸売事業を展開している。北海道の特産品・食材を活用する地産地消モデルを特徴として、食の全業態(外食・中食・内食分野)をカバーする企業である。2024年10月21日付で札幌アンビシャスに株式上場した。
1. 居酒屋業態等の飲食事業と惣菜販売業態等の物販事業が両輪
同社は外食分野の飲食事業、中食分野の物販事業、内食分野の卸売事業を展開している。飲食事業と物販事業は直営店で展開し、売上構成比で見ると飲食事業が6割強、物販事業が3割強で推移し、両輪となっている。飲食事業は居酒屋業態「炭火居酒屋 炎」が主力、物販事業は惣菜販売業態「美唄焼鳥・惣菜 炎」が主力で、卸売事業は自社ブランド冷凍加工食品の企画・製造・卸売販売を行っている。同社の特徴・強みは、1) 飲食事業と物販事業を両輪として事業展開していること、2) 食材仕入・商品製造から店舗運営・販売まで自社で一貫した体制を構築していること、3) 地元食材活用と地元顧客獲得により地域に根付いた地産地消のビジネスモデルであること、4) ドミナント出店により効率的な店舗運営を実現していることなどである。
2. 2024年3月期は大幅営業増益
2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.6%増の5,871百万円、営業利益が同250.3%増の188百万円、経常利益が同23.7%減の208百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の140百万円と、大幅な営業増益となった。新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)に伴う行動制限がなくなったことなどにより飲食事業が大幅増収、物販事業も堅調に推移した。全社の売上総利益は同16.1%増加し、売上総利益率は同3.5ポイント上昇し62.5%となった。単価上昇や工場の生産性向上などが寄与した。販管費は同12.0%増加し、販管費率は同1.3ポイント上昇し59.3%となった。この結果、全社の営業利益率は同2.2ポイント上昇し3.2%となった。なお経常利益については、営業外収益で補助金収入が213百万円減少(2023年3月期は220百万円計上、2024年3月期は7百万円計上)したため減益だった。親会社株主に帰属する当期純利益については、特別損失で減損損失が47百万円減少(同65百万円計上、同18百万円計上)したため横ばいだった。
3. 2025年3月期は小幅ながら増収・営業増益予想
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の6,048百万円、営業利益が同5.1%増の198百万円、経常利益が同4.7%減の199百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.9%増の141百万円を見込んでいる。食材価格や人件費の増加があるものの、飲食事業と物販事業の既存店売上が堅調に推移すると見込み、小幅ながら増収・営業増益予想としている。経常利益については営業外収益での協賛金収入の減少等により減益予想としている。親会社株主に帰属する当期純利益については特別利益に固定資産売却益を計画しているため横ばい予想としている。なお通期予想に対する上期の進捗率は売上高で50.6%、営業利益で53.9%、経常利益で54.2%、親会社株主に帰属する当期純利益で54.5%と順調だった。通期予想の達成は可能だろうと弊社では考えている。
4. ドミナント出店加速、東北・関東エリア進出、冷凍食品事業強化を推進
同社は中期経営計画を公表していないが、成長戦略として北海道内におけるドミナント出店の加速、東北・北関東エリアへの進出、冷凍食品事業の強化を推進する。ドミナント出店では、飲食事業の主力ブランド「炭火居酒屋 炎」が多様なエリア・ロケーションでの出店モデルを確立しており、今後は主に北海道内の地方都市において加速させる方針だ。また、地方都市における店舗運営ノウハウが豊富である強みを生かし、東北・北関東エリアへの進出を推進する。東北エリアについては、北海道内において物販事業の主要な既存出店先である大手スーパーマーケットチェーンが店舗網を有しており、同店舗への物販事業の出店を起点として、飲食事業の出店にもつなげていく計画である。冷凍食品事業の強化では、自社ブランド冷凍食品の企画・販売を強化して卸売事業を第3の柱に育成する方針だ。
5. 成長戦略の進捗状況に注目
同社は食の全業態(外食・中食・内食分野)をカバーする企業であり、個人消費動向の影響を受けやすい面があるものの、一方で飲食事業と物販事業を両輪とすることにより、柔軟な店舗展開や仕入のスケールメリットを実現するとともに、収益の安定性にもつながるビジネスモデルとなっている。コロナ禍の影響が一巡した後は飲食事業がけん引する形で売上が拡大基調であり、新たな成長ステージに入った可能性があると弊社では考えている。したがって今後は、店舗網拡大に向けた人財採用・育成なども課題となるが、北海道内におけるドミナント出店の加速、東北・北関東エリアへの進出、冷凍食品事業の強化という成長戦略の進捗状況に注目したい。
■Key Points
・北海道を中心に外食分野の飲食事業、中食分野の物販事業、内食分野の卸売事業を展開
・2024年3月期は大幅営業増益を達成し、2025年3月期は増収・営業増益を見込む
・ドミナント出店加速、東北・北関東エリア進出、冷凍食品事業強化を推進。今後の成長戦略の進捗状況に注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<HN>
【柏】J2徳島からGK永井堅梧を獲得へ 正確なロングボールは柏の戦術に合致
本田翼が魅せる透明感♡新作カラコン「ビュームワンデー」新色登場
エスリ、現在および将来の複雑なユーティリティ・システム管理に関する新ガイドを公開
【楽天】母校横浜敗戦も後輩から刺激!OB渡辺佳が代打V犠飛、藤平は完璧継投 CS圏に2差
ワコールが甲南女子大と産学連携!学生デザインのガードル登場♡
【中日】井上監督厳しい口調「しょうもない」4連敗で今季最多借金13
【阪神】栄枝裕貴スタメンマスクで初の2安打「何とか1本出したかった」5回でベンチに下がる
【日本ハム】新庄監督の読み的中「打ってくれるんだろう」けん制死の清宮幸サヨナラ劇への挽回打
【阪神】石井大智「盗塁をアウトにしてくれた」連続試合無失点の日本記録を41試合に伸ばす
【日本ハム】達孝太、5回1死まで完全投球から一転、2被弾5失点「5回ですね。悔やまれます」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
「けしからん格好」23歳タレント“衝撃バストライン”に悶絶の声「奇跡のスタイル過ぎる」
大谷翔平が提訴された不動産巡る訴訟 投資会社が自社に全責任と主張「異議申し立ては根拠ない」
カンニング竹山「アッコにおまかせ」生放送を急きょ欠席 和田アキ子「さっき電話しましたけど」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
松本人志飲み会参加元セクシー女優、怒りの投稿「こうゆう奴は地獄に落ちてほしい」
体の一部切除手術の起業家グラドル、大胆ピンク色のビキニ大公開!プールサイドに乗り上げ強調
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

伸和HD Research Memo(2):コーポレートスローガンは「食を通じてあふれる感動」
伸和HD Research Memo(8):ドミナント出店加速、東北・北関東エリア進出、冷凍食品事業強化を推進
伸和HD Research Memo(10):成長戦略の進捗状況に注目
伸和HD Research Memo(4):地産地消のビジネスモデル
イートアンドホールディングス:25年2月期2Qは増収増益、外食事業の回復が寄与
伸和HD Research Memo(5):既存店売上は順調
北海道をまるごと体験! 新感覚バイキングレストラン「ススキノデパート」オープン
北海道をまるごと体験! 新感覚バイキングレストラン「ススキノデパート」オープン
伸和ホールディングス---2Q飲食事業・物販事業では宴会需要及び新規メニューの積極的な投入により売上単価が上昇
サツドラホールディングス:220万会員の北海道共通ポイントカード「EZOCA」に強み