ビジョナル Research Memo(6):通期連結売上高は2ケタ成長を継続
ビジョナルは、東証プライム市場への移行を含め、2018年から2024年までの売上高が2ケタ成長を維持しています。2024年7月期には売上高が66,146億円、前年同期比17.5%増を記録しました。主にBizReachによる成長が牽引しており、この期間の営業利益率を40%に維持しながら、規律ある成長投資を行っています。HRMOS事業は新規顧客獲得に成功し、売上高が大幅に増加した一方、セグメント損失は縮小しました。2025年の見通しでは、15.5%の売上増加を予想し、中期的な売上成長率を15%と見込んでいます。2026年にはHRMOSの黒字化も目指しています。ビジョナルの戦略は、人的資本への投資と規律ある事業運営による長期的成長に注力しています。
1. 過年度業績概要
ビジョナル<4194>は2021年4月に東証マザーズ市場に上場(2022年4月に市場区分変更によりグロース市場へ移行)、2023年12月に東証プライム市場へ移行している。通期連結売上高は、会計監査済み財務諸表公表後の2018年7月期以降2024年7月期まで、毎期2ケタ成長を継続しており、その中心がBizReachである。同社は、上場時よりBizReachの売上高の定常時通期成長率目標を15%〜20%のレンジとし、中長期で当該目標を継続達成しながら緩やかな成長拡大を描いていた。しかしながら、2021年7月期に発生した新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響により2021年7月期の売上高は23,561百万円(前期比12.5%減)と一時的に減速したものの、コロナ禍後のリバウンド需要を背景に、2022年7月期、2023年7月期の売上高はそれぞれ37,607百万円(前期比59.6%増)、49,161百万円(前期比30.7%増)と急速に拡大し、同社が予想していた定常時通期成長率目標を大きく超過して推移した。当該影響によって、BizReachは想定以上のスピードで売上高規模を拡大し、2024年7月期以降は売上高成長率の目標達成のハードルは高くなっているが、2024年7月期の売上高成長率は前期比17.5%増で着地した。また、連結営業利益については、BizReachにおいて管理部門経費配賦前営業利益※率40%台の水準を維持し、BizReachが生み出す利益の範囲内で各事業への成長投資とコスト管理の規律あるバランスを保ちながら、2020年7月期から2024年7月期まで2ケタ増益を続けている。HRMOSの売上高については、M&A等による事業拡大により売上高成長率は変動が見られるが、順調にサービス領域を拡大し、売上高は増加している。Incubationセグメントも順調に売上高を拡大しているが、2024年7月期については、子会社譲渡により売上高は前期から微減した。
※ 経理機能や人事機能、法務総務機能等の管理部門経費を事業毎に配賦する前の営業利益
2. 2024年7月期通期の業績概要
2024年7月期通期の連結業績を見ると、売上高は66,146百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益は17,837百万円(同34.9%増)、経常利益は18,476百万円(同28.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12,990百万円(同30.8%増)と2ケタ成長の増収増益となった。事業別では、BizReachにおいて、売上高は57,776百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益(管理部門経費配賦前)は23,331百万円(同15.9%増)となった。売上高については、プロフェッショナル人材への採用ニーズを中心に採用支援市場全体は堅調だが、企業の採用ニーズの回復が見られない領域の影響及び求職者のリードタイムの長期化影響により、わずかに計画未達となった。一方で、事業成長のために定常的に実施している求職者獲得のためのマーケティングに加え、下期はBizReach 15周年キャンペーンの実施、新たなテレビCM「社長の本気編」の放映など、将来の成長を見据えた投資を積極的に行うと共に規律あるコスト管理を実施したことで、営業利益率(管理部門経費配賦前)は通期業績見通し40%と同水準の着地となった。HRMOSについては、売上高は3,844百万円(前年同期比76.0%増)※、営業損失(管理部門費配賦前)は1,021百万円(前年同期は1,740百万円の管理部門経費配賦前の営業損失)となった。新規顧客獲得が堅調に推移し、HRMOSシリーズの全サービスで売上高は計画比で伸長し、売上高伸長及び効率的な広告宣伝活動を行った結果、営業損失(管理部門費配賦前)は計画比で縮小する結果となった。Incubationセグメントに関しては、2023年12月(第2四半期)に株式譲渡したBizHintの売上はく落により、売上高は2,219百万円(前年同期比9.8%減)となった。また、BizHintの株式譲渡前の利益計上及びその他事業の赤字縮小により、セグメント損失は1,020百万円(前年同期は1,401百万円のセグメント損失)となった。
※ サービス領域の拡大により、2024年7月期より主に「HRMOS経費」を加えたHRMOSシリーズの全サービスを含めている結果、前年比で高い成長率となっている。
3. 2025年7月期の業績について
同社は2025年7月期通期の連結業績について、売上高は前期比15.5%増の76,400百万円、営業利益は同7.4%増の19,150百万円、経常利益は同6.1%増の19,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.7%増の同13,470百万円と予想している。2025年7月期は、同社の中期的な企業価値向上に向けた事業投資に加えて、採用や競争力ある給与水準への引き上げ、オフィスの増床移転・再編を含む人的資本への投資を更に強化しながら、規律ある事業運営を継続するとしている。BizReachについては、プロフェッショナル人材への採用ニーズを中心に採用支援市場は堅調であるものの、不透明な市況感を踏まえ、通期売上高を前期比15.0%増の66,400百万円と予想する。通期営業利益率(管理部門経費配賦前)は40%の方針を維持している。また、同事業の中期的な売上高成長率の見通しを15%程度としている。HRMOSについては、通期売上高見通しを前期比30.1%増の5,000百万円としている。一方で、通期営業利益(管理部門経費配賦前)については前期同水準を見込む。これは同社の考える一気通貫型人的資本データプラットフォームの基本的なサービスが揃ったことに伴い、従来のサービス単体でのプロモーションに加え、サービス横断的なプロモーションを積極展開する影響によるものである。なお、同事業においては、2026年7月期の黒字化を目指していることを公表している。今後の市場動向等を踏まえて戦略的に黒字化のタイミングを変更する可能性があることにも言及しているが、現時点では計画に変更がないことも公表している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
【BAKE CHEESE TART】新作「チョコバナナチーズ」が登場♡
ケンコバ、アインシュタイン稲田から“ブチギレ”され反省「よかれと思ってたことでも…」
【川崎F】山本悠樹、成功体験生きた!昨年12月以来の超絶FKさく裂「悟られないようにするだけ」
【川崎F】クロスバー直撃3度に長谷部茂利監督「内側に跳ねてくれないかな」
インテルサットとCubic³、ユビキタス接続実現に向け車両向け衛星接続テストを完了
【ソフトバンク】「初回が全て」小久保監督嘆き…無死満塁でまさかの無得点 勝率5割復帰を逃す
【日本代表】森保監督12戦負けなし柏に「ロドリゲス監督が戦い方のコンセプトを伝える能力高い」
【中日】8回代打ブライト、適時三塁打で貴重な追加点 井上監督「ここぞのBK」異名つける
【中日】涌井秀章、4球団で10勝の42年ぶり快挙も「3年で10勝は少ない。もっと増やす」
Boomi、2025年カスタマー・イノベーション・アワード受賞者を発表
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中居正広氏側が反論しXトレンド「中居ヅラ」書き込み続々も「じゃあ何で引退?」激論
性被害告白で話題の元女子アナユーチューバー「無事、クビに」契約解除を報告
「可愛すぎない?たまらん」39歳女優本人に対し博多大吉暴走告白「我慢できなかった」
宮川一朗太、元妻を自宅でみとる「翌日に旅立ちました」未送信のラインに「込み上げるものが…」
「中居さんに対して誤解をしていました」木下博勝氏、中居正広氏側反論に私見「そりゃそうだ」
「ハンサム胸」33歳女優が豪華ランジェリーショット公開「刺激強すぎ」「ま、まぶしい」絶賛の嵐
清原和博氏の元妻亜希「きっと天国の清原母は泣いて喜んで」「偉大でした…ブレない人でした…」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
遂に買える!!【圧倒的存在感!】レクサスLM仕様のコンプリートカー|エイムゲイン
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像

ビジョナル---2Qは2ケタ増収・増益、BizReach事業がグループ全体の業績をけん引
ビジョナル Research Memo(8):現時点では内部留保の充実を図り、企業価値増大を優先
ビジョナル---大幅反発、堅調な売上推移など確認で見直し買い先行
ビジョナル Research Memo(5):人材戦略の実践を支援する「HRMOS」
ビジネスコーチ Research Memo(2):第1四半期は大幅な増収増益で過去最高業績。通期上振れの可能性あり(2)
はてな Research Memo(4):上方修正した2025年7月期業績計画は、上振れ余地あり
ヤマノHD Research Memo(10):積極的な人財投資により「従業員が投資したくなる会社」を目指す(3)
SI Research Memo(6):ERP、AI、開発支援ツールにリソースを集中、新規事業の育成にも積極的に投資
PBシステムズ---第1四半期は増収減益、会社計画値を上振れ
CRGホールディングス---1Qは2ケタ以上の増益、新たにフィナンシャル事業を追加