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キットアライブ---3Q拠点の内外から案件の引き合いが増加


キットアライブは2024年12月期第3四半期の決算報告において、売上高は前年同期比4.8%減の5.88億円、営業利益は同46.4%減の0.80億円となりました。同社は札幌を拠点とし、Salesforce導入支援や製品開発支援を行っており、システム開発の全工程をITエンジニアが一貫して提供することが特徴です。このアプローチと新技術トレンドの情報提供などにより、北海道内外からの案件引き合いが増加。第3四半期までに18都道府県と取引しています。2024年12月期通期では、売上高前期比11.6%増を見込む一方、利益面で減益が予想されています。2023年12月期に比べ、大型案件の検収があった前年同期を前提としているため、業績が高かったことが背景です。

*17:56JST キットアライブ---3Q拠点の内外から案件の引き合いが増加 キットアライブ<5039>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%減の5.88億円、営業利益が同46.4%減の0.80億円、経常利益が同46.3%減の0.80億円、四半期純利益が同46.4%減の0.54億円となった。

国内クラウド市場が成長している環境のもと、同社は札幌を拠点に、Salesforce導入支援及びSalesforce製品開発支援を展開しており、ITコンサルティング・要件定義・設計・開発・システムテスト・運用保守といったシステム開発の全工程をITエンジニア自身が一気通貫に提供できることが同社事業の特徴としている。同社のITエンジニアはシステム開発における一工程を担当するのではなく、「顧客と共にあらたな世界を切り拓こう」という思いで顧客のビジネスを理解して継続的なシステムの拡張を支援し、また新たな技術トレンドの情報提供等、顧客の多くの相談事項にも対応している。その結果、北海道内はもちろん、北海道外からも案件の引き合いが増加しており、当第3四半期累計期間までに合計18都道府県の顧客との取引実績がある。

2024年12月期は中長期成長基盤の構築を目的として各種施策の強化を進めており、2023年12月期比で増収減益を見込んでいる。売上高の進捗は前第3四半期累計期間が先行しているが、これは前第3四半期累計期間に大型案件の検収があり、高い売上高が生じたためとしている。

2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比11.6%増の9.10億円、営業利益が同38.1%減の1.21億円、経常利益が同35.3%減の1.30億円、当期純利益が同38.0%減の0.91億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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