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天昇電気工業---2Qは増収、中国成形関連事業とアメリカ成形関連事業が2ケタ増収に


天昇電気工業は2025年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高は前年同期比6.4%増の136.67億円となったが、営業利益は42.0%減少しました。中国とアメリカの成形関連事業が二桁の増収を記録しましたが、日本成形関連事業は自動車業界の生産調整の影響で業績が予測を下回りました。中国の成形関連事業は35.3%の増収、アメリカ事業はメキシコ第二工場の稼働率上昇により58.7%の増収となりました。不動産関連事業は安定した収益を維持しています。会社は通期業績予想も発表し、売上高5.9%増を見込んでいますが、利益面での減少を予測しています。

*10:15JST 天昇電気工業---2Qは増収、中国成形関連事業とアメリカ成形関連事業が2ケタ増収に 天昇電気工業<6776>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.4%増の136.67億円、営業利益が同42.0%減の2.91億円、経常利益が同57.4%減の3.09億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同69.2%減の1.74億円となった。

日本成形関連事業の売上高は前年同期比5.2%減の97.50億円、セグメント利益は同87.0%減の0.52億円となった。自動車業界における生産調整の影響を受け、業績は予測を下回った。

中国成形関連事業の売上高は前年同期比35.3%増の3.04億円、セグメント損失は0.03億円(前年同期は0.18億円の損失)となった。引き続き物流産業資材及び機構品部品の販売拡大に努めた。

アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比58.7%増の34.70億円、セグメント利益は1.16億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。メキシコ第二工場稼働率の上昇に伴い生産量が順調に拡大している。

不動産関連事業の売上高は前年同期比0.0%増の1.42億円、セグメント利益は同8.0%増の1.24億円となった。相模原市の賃貸建物、二本松市所在の土地から構成されている。

2025年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比5.9%増(前回予想比5.0%減)の285.00億円、営業利益が同5.9%減(同28.6%減)の10.00億円、経常利益が同24.4%減(同28.6%減)の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.8%減(同33.3%減)の6.00億円としている。

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