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ユビキタスAI---2Qは2ケタ増収、全てのセグメントで売上高が増加


ユビキタスAIは2025年度第2四半期の決算を発表し、全ての事業セグメントで売上が増加したことを明らかにした。売上高は前年同期比40.7%増の17.48億円となったが、営業損失0.98億円を計上。特にソフトウェアプロダクト事業ではロイヤルティ売上の減少影響を受け、損失が増加した。しかし、ソフトウェアサービス事業はGS社の受託開発売上が寄与し、売上高が264.8%増加しセグメント利益を達成した。ソフトウェアディストリビューション事業では、既存顧客向けライセンス売上の前倒しと新規顧客への販売が売上増加に貢献。2025年度通期の業績予想は売上高が15.6%増の40.22億円、営業利益と経常利益は大幅減を見込んでいる。

*19:21JST ユビキタスAI---2Qは2ケタ増収、全てのセグメントで売上高が増加 ユビキタスAI<3858>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比40.7%増の17.48億円、営業損失が0.98億円(前年同期は0.73億円の損失)、経常損失が0.98億円(同0.62億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.68億円(同0.58億円の損失)となった。

ソフトウェアプロダクト事業の売上高は前年同期比24.5%増の3.52億円、セグメント損失は0.76億円(前年同期は0.26億円の損失)となった。高速起動製品における国内外の車載機器関連および海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、また、データベース製品における産業機器の既存顧客からのロイヤルティ売上、さらに、音声コードUni-Voice(ユニボイス)製品の印刷関連の既存顧客からのロイヤルティ売上を中心としている。売上高の増加要因は、グレープシステム(GS社)売上分の追加によるものであり、一方セグメント損失の増加要因は、既存顧客の一部製品生産終了によるロイヤルティ売上が減少したことによるものとしている。

ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は同22.2%増の6.28億円、セグメント損失は0.21億円(同0.40億円の損失)となった。BIOS、Bluetooth、ネットワークマネジメント等の海外製品における既存顧客からのロイヤルティおよび受託開発売上、また、コード解析・セキュリティ検証ツールの既存および新規顧客へのライセンス販売を中心としている。売上高の増加と損失の減少要因は、既存顧客向けライセンス売上の前倒しと新規顧客への開発ライセンス販売に加えて、GS社売上分の追加および円安による為替の影響によるものとしている。

ソフトウェアサービス事業では、既存顧客からの各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス売上に加え、GS社の受託開発売上追加により、売上高は同264.8%増の4.14億円、セグメント利益は0.05億円(前年同期は225千円の損失)となった。

データアナリティクス事業では、前年同期に発生したスポット案件の売上を、一般企業および政府機関へのパッケージソフト売上増加により補い、売上高は同6.3%増の3.52億円、為替の影響によりセグメント損失は0.05億円(同0.06億円の損失)となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.6%増の40.22億円、営業利益が同44.1%減の0.40億円、経常利益が同56.6%減の0.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.22億円とする期初計画を据え置いている。

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