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コロンビア・ワークス---3Qは大幅増収増益、通期連結業績予想を上方修正。未定だった期末配当金も上方修正へ


コロンビア・ワークスは2024年12月期第3四半期の決算で、前年同期比92.9%の大幅増収を発表。営業利益は89.8%増の30.3億円、経常利益は99.4%増の26.88億円、四半期純利益は98.8%増の16.94億円となった。不動産業界では建築コスト上昇の懸念があるが、賃料の上昇と円安を背景に投資需要が堅調であることから、同社はレジデンス物件の開発を進めている。通期の業績予想を上方修正し、売上高206.33億円、営業利益38.82億円、経常利益33.97億円、純利益21.20億円とした。また、期末配当金を1株当たり110円に引き上げ、安定した配当を目指す方針を示した。

*12:58JST コロンビア・ワークス---3Qは大幅増収増益、通期連結業績予想を上方修正。未定だった期末配当金も上方修正へ コロンビア・ワークス<146a>は12日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比92.9%増の168.37億円と大幅増収となった。利益面では、売上総利益率が25.7%と、期初計画値に対して1.7ポイント改善した。また販管費の増加率は前年同期比53.0%と増収率を下回り、効率的な経営体制を継続した。その結果、営業利益が前年同期比89.8%増の3,030百万円、経常利益が同99.4%増の26.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同98.8%増の16.94億円となった。

同社グループが属する不動産業界においては、建設資材価格の高騰により建築コストの上昇などの懸念はあるが、住宅を中心とした賃料の上昇や円安を背景に国内及び海外投資家による国内不動産への投資需要は向上していくことが予想される。このような状況のもと、同社グループでは需要が堅調なレジデンス物件を中心に開発を行ってきた。当第3四半期累計期間においては、当期に販売を行う予定のものも含めて、104.98億円の販売用不動産の投資を行った。

2024年12月期通期については、同日、今年2月20日に公表した連結業績予想の上方修正を発表した。上方修正の要因は、物件開発コストの高騰による収益性低下を最小限に抑えるべく、ソリューション型仕入・売却を戦略的に実行したことである。
売上高は前期比42.6%増(前回予想比2.7%増)の206.33億円、営業利益は同42.8%増(同28.3%増)の38.82億円、経常利益は同42.6%増(同28.8%増)の33.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39.9%増(同17.6%増)の21.20億円としている。

また、2024年12月期の配当予想について、今回の連結業績予想の上方修正により当期純利益の増額が見込まれることから、期末配当金を1株当たり110.00円とすることを発表した。同社は、企業価値の継続的向上を図るとともに、株主に対する配当金の支払による利益還元を経営上の重要課題として位置付けている。配当額については、配当性向15%~20%を目安に安定的な配当を継続して行うことを基本としつつ、同社を取り巻く経営環境や収益状況に対応して将来の事業展開に備えるため内部留保の充実などを勘案の上、決定する方針を採用している。


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