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電算システムホールディングス---2024年12月期通期の業績予想を修正


電算システムホールディングスは2024年12月期通期の業績予想を下方修正しました。情報サービスセグメントでは新規案件獲得の難航や大型案件開発の遅延が売上減少の要因となっています。また、収納代行サービスセグメントでも取扱い件数の減少や新規顧客の稼働遅延が影響しました。営業利益と経常利益ともに人件費の増加や受注損失引当金の増加などで大幅な減少が見込まれています。さらに、子会社の業績不振や保有する投資有価証券の価値下落により、親会社株主に帰属する純利益も大幅に減少し、のれんの減損損失を計上しました。最終的に売上高は612.00億円に、営業利益は23.00億円に修正されました。

*19:21JST 電算システムホールディングス---2024年12月期通期の業績予想を修正 電算システムホールディングス<4072>は11日、2月9日に公表した2024年12月期通期の業績予想を修正したと発表した。

売上高は、情報サービスセグメントにおいて、新規案件の獲得が想定より難航したことや一部大型案件の開発が遅延したことにより、前回予想を下回る見込みとなった。また、収納代行サービスセグメントにおいては、事業ポートフォリオの見直しによる減少や、一部の既存顧客での取扱い件数の減少、新規顧客の稼働が想定より遅延したことなどにより、前回予想を下回る見込みとなった。一方、営業利益および経常利益は、情報サービスセグメントにおいて、仕入れ原価や人件費などの増加や、前期に発生したソフト開発プロジェクトの不採算案件で、更なる工数の見直しが必要となり、受注損失引当金が増加したことにより、前回予想を下回る見込みとなった。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、一部の子会社の業績が計画を下回って推移していることから、株式取得時に見込んでいた収益が見込めなくなり、のれん等の減損損失が発生した。加えて、同社が保有する投資有価証券の一部の実質価額が著しく下落したため、投資有価証券評価損を特別損失として計上することとなった。

予想数値は、売上高612.00億円(前回予想比6.8%減)、営業利益23.00億円(同43.9%減)、経常利益24.70億円(同40.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益14.10億円(同49.5%減)に修正となった。

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