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日本ヒューム---2Qは2ケタ増収・営業利益大幅増、通期連結業績予想の上方修正及び年間配当金の増配を発表


日本ヒュームは、2025年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高が前年同期比31.9%増の189.22億円、営業利益が411.6%増の14.68億円となるなど、大幅な増収増益を達成しました。基礎事業や下水道関連事業での受注増加と価格見直しが好調の要因として挙げられています。一方、太陽光発電・不動産事業は売上高と利益が減少しましたが、全体業績の好調を受けて、通期の業績予想を上方修正しました。これに伴い、年間配当金も前期実績より13.00円増配の38.00円とする予定です。

*17:47JST 日本ヒューム---2Qは2ケタ増収・営業利益大幅増、通期連結業績予想の上方修正及び年間配当金の増配を発表 日本ヒューム<5262>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比31.9%増の189.22億円、営業利益が同411.6%増の14.68億円、経常利益が同123.6%増の24.91億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同81.1%増の20.82億円となった。

基礎事業の売上高は前年同期比34.4%増の126.39億円、営業利益は同274.2%増の12.21億円となった。コンクリートパイルの全体需要は減少したが、同社グループでは全国的に受注が増加したことに加え、原価高騰に対する価格見直しが軌道に乗り始めたことなどから、増収増益となった。

下水道関連事業の売上高は同33.7%増の55.32億円、営業利益は同99.8%増の8.81億円となった。ヒューム管の全体需要は減少したが、同社グループでは全国的には受注が増加したことに加え、高付加価値製品である合成鋼管の出荷や、注力している道路用プレキャスト製品の拡販などにより、増収増益となった。

太陽光発電・不動産事業の売上高は同7.6%減の7.12億円、営業利益は同4.7%減の4.06億円となった。

その他の売上高は同38.1%増の0.36億円、営業利益は同47.0%増の0.28億円となった。

2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.7%増の370.00億円、営業利益が同37.5%増(前回予想比11.8%増)の19.00億円、経常利益が同25.4%増(同15.4%増)の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.0%増(同30.0%増)の26.00億円としている。

また、2025 年3月期の中間配当および期末配当について、業績予想の修正に伴い直近の配当予想を修正して、中間配当金、期末配当金それぞれ1株当たり17.00円から2.00円増配の19.00円とすることを発表した。これにより、年間配当金は前期実績より13.00円増配の38.00円となる見込み。

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