プログリット Research Memo(5):サブスクと英語コーチングサービスが好調。売上高・各利益とも過去最高(1)
プログリットは2024年8月期において、売上高4,453百万円(前年比47.3%増)、営業利益824百万円(同65.8%増)と過去最高を更新しました。同社の英語コーチングやサブスクリプションサービスが好調です。特に英語コーチングは売上高2,983百万円(同42.6%増)、サブスクサービスは1,469百万円(同57.8%増)と大幅に成長しました。コンサルタントの増員や研修強化、AI技術を用いたサービス拡充が成果に寄与しており、法人市場でも積極的に拡大を図っています。従業員への報酬も改善され、顧客満足度向上を目指した新機能も続々と開発中です。
1. 2024年8月期の業績概要
2024年8月期の業績は、売上高が4,453百万円(前期比47.3%増)、売上総利益が3,199百万円(同49.5%増)、営業利益が824百万円(同65.8%増)、経常利益が817百万円(同65.7%増)、当期純利益が610百万円(同69.1%増)と、売上高・各利益ともに過去最高を更新した。2024年4月に発表した上方修正後の業績予想に対する達成率は、売上高は104.8%、売上総利益は105.6%、営業利益は109.9%、経常利益は110.4%、当期純利益は113.0%といずれも予想を越えた。英語コーチングサービスやサブスクサービスの好調な推移を受け、業績予想を上方修正したが、それをさらに上回った。英語学習市場においては、グローバル企業を中心に英語が堪能なビジネスパーソンのニーズは引き続き高く、また自己啓発の一環としての語学スキルを高める社会人も依然として多い。そのような背景から、従業員の英語学習に関する資格取得支援制度拡充など、施策を採る企業が増加しており、市場は今後も堅調な伸びが見込まれる。同社は、自社サービスの強みである専任コンサルタントによる伴走型の学習メソッドや、充実した機能の英語学習アプリを訴求するため認知広告を展開した。「プログリット」や「シャドテン」といったサービス名を、英語学習に関心を持つ潜在顧客に第一想起してもらうことで、新規契約数を伸ばす戦略を進めた。継続的な需要が見込める法人研修市場においては、大企業を中心に積極的に顧客開拓を行った。受講生の受入対策として、受講期間中の学習効果最大化をサポートするコンサルタントについて、2024年8月期は計画を上回る数を確保した。特に第3四半期に大幅な増員を行ったが、社内教育により早期に戦力化して需要の増加に対応した。その成果もあって英語コーチングサービスの売上高は2,983百万円(同42.6%増)、サブスクサービスの売上高は1,469百万円(同57.8%増)と前期比で大きく伸長した。
利益面では、売上総利益が、英語コンサルタントの生産性改善や、サブスクサービスの伸長により売上高を超える伸び率を確保したほか、通期の売上総利益率は71.9%と前期比で1.1ポイント改善した。営業利益については、2024年8月期は第4四半期に認知拡大に向けたマーケティング活動への投資を増加させた関係で、S&M(営業・マーケティング人員の人件費や関連経費など)が前期比226百万円増加した。これにより販管費が増加したものの、売上総利益の増益効果がそれを上回り、前期比で65.8%増と高い伸びを示した。なお営業利益率は18.5%と前期比2.1ポイント増加した。
サービス別の2024年8月期における各四半期の売上高推移を見ると、英語コーチングサービスの前年同四半期比伸び率は、第1四半期が40.6%、第2四半期は45.0%、第3四半期は44.7%、第4四半期は41.0%と大幅な成長が続いている。2023年8月期の四半期毎の前年同期比伸び率の平均が18.6%であったことを踏まえれば、英語学習に関心を持つ潜在顧客での同サービス認知度が高まり、高い成約に結びついたと考えられる。需要の増加に対する供給力の増強も重要だ。受講者に対して専任のコンサルタントが担当として付き、受講者の英語学習の進捗をサポートする。受講者向けにオーダーメイドの学習カリキュラムを作成のうえ、マンツーマンのコーチングを採用しているため、コンサルタントの指導スキルがサービス品質の向上や維持に関する重要な要素となる。従来人材の適否判断について、スコア判定や、創業者が行う最終面接など、採用基準を徹底して良質なコンサルタントの確保に注力している。2024年8月期は期末従業員数の計画として127~130名を見込んでいたが、133名と上振れで着地した。第3四半期から第4四半期にかけては26名を増員したが、有能な人材に恵まれたうえ、早期戦力化により、コンサルタント1人当たりの最大対応顧客数を従来の15名から16名に引き上げることに成功し、需要増に対応した。コンサルタント業務に集中するため、対応業務の絞り込みや、顧客からの英語での質問をAIが対応するなど、生産性向上策も併せて実施している。なお2024年8月期の顧客の平均受講待機期間は約1ヶ月強と概ね安定している。
社内業務のDXなど効率化も進め、担当顧客数などの生産性も前期より改善している。待遇面でも、2023年9月より英語コーチングサービスのコンサルタント、カウンセラーなどの給与を一律年50万円引き上げ、初年度年収を450万円とした。2024年8月期は好調な業績を受けて、従業員へ決算賞与を支給する計画で、2024年8月期決算で賞与引当金の積み増し(63百万円)を実施した。教材、アプリにおいては、受験者が増大しているIELTS及びTOEFL iBT(R)TESTコースのカリキュラムを全面リニューアルしたほか、ChatGPTを活用した英語学習サポートサービス「プログリット先生」や、スピーチが文字起こしされると同時にSPM(1分間当たりの文章数)、WPM(1分間当たりの単語数)が表示される機能を付与した「プログリットスピーチチェッカー」をローンチし、アップデートを進めながら顧客満足度を高めている。
また、法人研修では、主に社内での選抜型研修や福利厚生の一環としての導入が進み、取引先企業数は2024年8月末で前期末比54社増の285社となった。法人研修市場は取引の規模が大きく、顧客企業の研修プログラムに組み込まれることで継続的な需要が見込めるため、同社は2023年8月期より法人取引拡大に向けて新しい法人営業責任者を配置し、営業社員も倍増する組織改革を行っている。また同時に、資料作成の定型化や仕組み化、AIを用いた調査・訪問準備の効率化などにより、顧客訪問時間・機会を創出することで、1人当たり顧客接触量を2倍超に引き上げた。英語学習へのニーズが高い従業員を多く抱える法人を優先的にピックアップして提案活動を推進し、顧客数拡大につなげる考えである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<MY>
加藤茶、驚きの“偏食50年”衝撃メニューを妻綾菜明かす「でもいきなり倒れますね」
飯島直子、33年前ユニット組んだ“心友”と宅飲みツーショに反響「ふたりとも可愛すぎる」
加藤綾菜、66歳加藤茶と女子大生時代同居開始「会った瞬間ビビッと…」45歳差交際実現経緯
「早く日本語うまくなりな」 娘と深く交流したい…夜間中学に通う母
粗品驚き、共演87歳重鎮から「遠慮なくつっこんで下さい、けちょんけちょんに言って」と言われ
佐々木朗希のリハビリ「強度上げられない」ロバーツ監督明かす インピンジメント症候群で離脱中
25年パ・リーグ新人初勝利はオリックス寺西成騎 今季の主なルーキーの成績を一挙公開
眼帯の元フジ渡邊渚「体力も減って免疫力も落ち」現在の体調告白「2年前に体調崩してから…」
Rソシエダード、アルゼンチン代表DFタグリアフィコに興味 リヨンとの契約が今月で満了予定
伊東純也、中村敬斗ら所属Sランス、ディアワラ監督が退任へ…後任はモンタニエ氏が候補かと仏紙
さんま「あれは中居が悪い」と断言 フジ“あの事件”に言及「中居が…俺は“やめとけ”って」
堀江貴文氏「国民民主」山尾志桜里氏の公認取り消しに“ひと言ツッコミ”に賛同多数
43歳俳優、中居正広氏めぐる報道受け芸能界に思い「本当に醜い業界」「それでもすり寄っていた」
兵庫県警、斎藤知事を背任容疑で書類送検 プロ野球優勝パレード疑惑
石破首相、1人2万円給付を表明 子どもは4万円 自民幹部に指示
76歳笹野高史「ごめんなさい」生放送で公開謝罪 人気女優からの“苦情”に
37歳元祖メガネっ子アイドル、手術示唆…病気の経過を報告
堀江貴文氏、山尾志桜里氏「公認」一転「取り消し」の国民民主党に痛烈ツッコミ「さすがに…」
大谷翔平、三塁打で激走も送球直撃アクシデント…痛みに足引きずるも日本人トレーナーと状態確認
米ロス生活の52歳女性タレント シェフの夫と8年付き合ってから結婚「トータル30年近い」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす

プログリット Research Memo(1):2024年8月期は売上高・各利益ともに過去最高を更新
プログリット---2Qも2ケタ増収増益、営業利益進捗率は75%を達成
プログリット Research Memo(4):強みは「高品質なコンサルティングサービス」や「学習アプリの内製化」など
プログリット Research Memo(2):人とテクノロジーを融合させた高品質な英語教育サービスを提供
ビジネスコーチ Research Memo(1):第1四半期は大幅な増収増益で過去最高業績。通期上振れの可能性あり(1)
プログリット Research Memo(3):顧客ニーズに答えるオーダーメイド型英語コーチングサービスに定評
ビジネスコーチ---上期連結業績予想と実績との差異、通期連結業績予想の上方修正
グロービング---2Q売上高38.74億円、グループの事業は順調に拡大
プログリット---
プロレド・パートナーズ:固定報酬型コンサルティングに注力、業績の転換点迎える