三機サービス Research Memo(4):売上高は過去最高を更新、純利益は過去2番目の利益額に(1)
三機サービスは2024年5月期において、売上高19,430百万円(前年同期比31.9%増)を記録し、過去最高の売上を達成しました。営業利益と経常利益もそれぞれ約28.1%と31.0%増加し、純利益は467百万円に達し、過去2番目の高収益となりました。業績の改善要因として、省エネサービスの提案や全国の営業活動の強化が挙げられます。さらに、サービスエンジニアのトレーニングや効率化による利益率の改善を図りました。また、人的資本の拡充を進め、従業員の採用や教育で組織の若返りを図り、健康経営にも力を入れているため「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定されました。セグメント別では、メンテナンス事業が堅調に伸び、兵庫機工の業績反映により新セグメントの成長も寄与しました。
1. 2024年5月期の業績概要
2024年5月期の連結業績は、売上高19,430百万円(前期比31.9%増)、営業利益736百万円(同28.1%増)、経常利益758百万円(同31.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益467百万円(同3.3%増)と増収増益となった。業績予想に対する達成率は、売上高が108.6%、営業利益が同101.0%、経常利益は同103.7%、親会社株主に帰属する当期純利益が同99.6%と、親会社株主に帰属する当期純利益を除くすべてが計画を達成した。なお売上高は過去最高を更新し、親会社株主に帰属する当期純利益は過去2番目となる利益額を達成した。同社を取り巻く事業環境は、エネルギーコストの上昇などに伴って顧客企業の省エネ対策に向けた関心が高まっており、設備維持管理費用の削減ニーズも高い。同社は顧客企業の設備状況に合わせた最適な省エネサービスを提案したほか、全国での営業活動強化に努めた。売上面については、トータルメンテナンスサービスや空調設備改善工事の受注が順調に進捗したことに加え、2024年5月期より通期で連結対象となった兵庫機工の貢献も大きく、結果として2ケタ増収を確保した。
利益面ではサービスエンジニアの多能工化を推進し、メンテナンスだけでなく多様な空調工事にも対応できる体制を強化したほか、保守や修繕作業の効率化による粗利改善策や、M&A効果による生産性向上策を進めた。また人件費などの高騰に伴い、契約先企業との値上げ交渉も進めたが、売上高に対する価格転嫁の効果は前期比軟調に推移し、粗利率としては21.3%(前期比1.7ポイント減)とほぼ前期並みに留まった。今後はこれら施策をさらに強化して継続し、改善に努める。販管費については中期経営計画の一環として人的資本の拡充に取り組み、採用や教育面の投資を進めたが、一方で増収効果もあり、販管費率としては17.5%(同1.6ポイント減)と前期比同水準となった。この結果、営業利益及び経常利益は前期比大幅増益につながった。なお親会社株主に帰属する当期純利益は、損害補償引当金その他の一過性の損失計上があったことにより前期比3.3%の増加に留まったが、利益額としては過去2番目に高い実績となった。
同社は「人的資本経営は企業価値向上の源泉」と考え、事業の拡大には人材の拡充が不可欠であるとの認識の下、中期経営計画においても「専門技術者内製化・育成」と「営業体制の強化」を2本の柱として目標達成に向けた施策を展開している。
電気工事や管工事などの建築工事においては、建設業法により現場毎に主任技術者や監理技術者の設置が義務付けられており、さらに工事内容に応じた専門の資格を有する者の作業への従事が必要になることから、事業規模に応じた資格保有者を有することは企業にとって必須となる。同社は、現在の人手不足による人員確保が困難な業界にあって、2024年5月期には工事メンテナンス部門及び管理部門を中心に100名を超える人材採用を実現した。また従業員の処遇面の改善にも力を入れており、2025年5月期の平均年収は前期比38万円増の589万円となる見込みである。業界平均(472万円)との差は100万円以上となり、従業員満足度向上の一因となっているものと考えられる。また資格取得の奨励にも熱心であり、約100種類の資格を対象に資格手当を支給している。また2025年5月期の従業員の平均年齢は40.4歳となる見込み(業界平均は50.3歳)であり、2023年5月期に比べ1歳下回っており、組織の若返りが進んでいる。
これらの施策は、1) 教育・研修などを通じた人材育成、2) 人材の採用強化、エンゲージメント向上による人材確保・定着、3) 健康と安全、4) ダイバーシティ&インクルージョン、5) 労働環境の公平化、などの人的資本拡充のための取り組みを着実に進めてきていることの証左であると言えよう。また24時間365日コールセンターによる相談体制を敷くために健康経営には力を入れており、4年前より「三機サービス健康宣言」を行い、健康診断受診率、離職率、時間外労働時間、有給休暇取得率などの具体的な目標数値を毎年設定し改善施策を実施してきた。これが評価され、2024年3月に経済産業省及び日本健康会議が主催する健康経営優良認定法人制度において「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定された。
2. セグメント別業績
同社グループのセグメントはこれまで「メンテナンス事業」の単一セグメントであったが、前述のとおり兵庫機工の連結子会社化に伴い、2023年5月期より「建設関連製品サービス事業」を新たにセグメントとして追加した。
メンテナンス事業においては、同社が従来から手掛けている建物設備のメンテナンス・維持管理、ソリューション提案を行うメンテナンスサービス、及びそこから派生する工事を手掛けるメンテナンス事業が対象となる。メンテナンス事業の売上高は17,459百万円(前期比21.3%増)、セグメント利益は696百万円(同12.5%増)と増収増益となった。建設関連製品サービス事業は、兵庫機工が手掛ける、各種建物を対象とする金属製ドア・シャッター・サッシの製造・販売、及び取付工事が対象となるが、2024年5月期は子会社化後初めて通期の業績が反映したこともあり、売上高は1,971百万円(同474.0%増)、セグメント利益は39百万円(前期は44百万円の損失)と大幅に増加した。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
サザエさん、イクラちゃんら1人3役務めた85歳声優の降板発表 新声優は3人でそれぞれ担当
壇蜜、離婚を申し出ていたこと明かす 入院中に悩んで意思伝えると夫清野とおる氏の反応に感謝
【交流戦】巨人田中瑛斗、西武西川愛也ら登場 攻略法堂々宣言 ゲスト内川聖一氏「みんな素直」
GACKT「腰を抜かすほど美味しい」食べ物を具体的に告白「エグいレベルで美味い」と反響続々
全長230メートル、飛鳥Ⅲが横浜港に入港 市民が歓迎
【ソフトバンク】「三代目 J SOUL BROTHERS」が音楽ゲスト出演 8・3鷹祭最終日
64歳有名女優「待合室で荷物が置かれている席」で残念な体験「ムッと睨まれ」自身の対応も紹介
67歳萬田久子、29歳下イケメン元選手に生告白「これはタイプだわって。男性としても」
堀江貴文氏が同調、古市憲寿氏の主張「なぜ農業だけ守る?」にワンフレーズで反応
ヤンキース監督、山本由伸攻略の要因語る スイープ回避にメジャー随一の打線がひとつに
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
8人組アイドルのメンバーに「信頼を著しく損なう行為が確認され」脱退表明/運営&本人発表全文
独立したキンタロー。多額のギャラ未払い告白 金額明かしスタジオ騒然「えー!」
小泉農相「おわびする」 農水省職員の備蓄米巡る不適切発言に
増田恵子、ピンク・レディーの月給“具体額”を告白 勝俣州和「え!?」と驚き
指原莉乃激怒「空港で泣き散らかしました」 彼氏と「私のお金」で旅行中の出来事明かす
有吉弘行、デートでリュック姿の男性をダサいと言う女性をバッサリ「それ言ってるヤツの…」
ヒカルと結婚「進撃のノア」とは 「裕福で厳格な家庭育ち」「年収2億」「英語堪能で知的客」
飯島直子「私もこっちの人と再婚しようかな」酒の席でポロリ
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
小泉進次郎農相、就任一夜明け「コメ5キロ2990円」記事ポスト「仕事はやっ!」ツッコミ多数
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
石井亮次アナ「ゴゴスマ」で生謝罪 「辞任」もほのめかす

三機サービス Research Memo(1):2024年5月期は売上高は過去最高を更新
三機サービス Research Memo(5):売上高は過去最高を更新、純利益は過去2番目の利益額に(2)
三機サービス---1Qは減収なるも通期予想数字に変更なし
三機サービス---2Qは減収なるもメンテナンス事業が増収に
三機工業---25年3月期2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高が増加
日本電技---3Q増収・2ケタ増益、空調計装関連事業が売上高・利益ともに順調に推移
ハウテレビジョン Research Memo(5):小幅営業減益だがEBITDA増益、売上面は高成長を継続
三機工業 Research Memo(4):2025年3月期第2四半期の営業利益は59億円と前年同期の3倍超
オーケストラ Research Memo(4):2024年12月期は一過性費用が発生するも増収効果でEBITDA増益
四電工 Research Memo(4):2025年3月期中間期は工事が順調に進捗したほか、工事採算性も向上