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プロパスト---24年5月期は2ケタ増収増益、分譲開発事業および賃貸開発事業の売上高・利益ともに好調を維持


*17:41JST プロパスト---24年5月期は2ケタ増収増益、分譲開発事業および賃貸開発事業の売上高・利益ともに好調を維持 プロパスト<3236>は8日、2024年5月期決算を発表した。売上高が前期比16.4%増の233.01億円、営業利益が同19.5%増の30.56億円、経常利益が同23.7%増の25.95億円、当期純利益が同16.5%増の18.20億円となった。

分譲開発事業の売上高は37.55億円(前年同期は売上高はなし)、セグメント利益が4.43億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。自社物件としてガレリアドゥエル神田岩本町の52戸全戸の引渡が完了した。

賃貸開発事業の売上高は前年同期比30.5%増の172.26億円、セグメント利益は同21.4%増の35.24億円となった。首都圏を中心に用地取得から賃貸マンションの企画・建築・販売を行っており、浅草橋7プロジェクト、南馬込3プロジェクト及び千鳥プロジェクト等、19プロジェクトを売却した結果、増収となった。また、コスト高の影響により収益性が低下したものの、依然として高い収益性を維持しており、販売棟数が前年同期の15棟から19棟へ増加したことに加えて、売却物件の地域優位性が評価されたことを受けて、増益となった。

バリューアップ事業の売上高は同66.0%減の23.20億円、セグメント利益は同63.1%減の3.50億円となった。中古のマンションを購入し、外観や設備が経年劣化した不動産に対して効率的に改修を行ったり、賃料の見直しや居住率のアップを目的としてリーシングを行ったりすることにより収益性を向上させ、既存の建物の付加価値を高めた上で売却している。上大崎プロジェクト、豪徳寺プロジェクト及び東麻布2プロジェクト等の5物件を売却した。収益性の高いエリアでの物件売却を進めたが、販売棟数が前年同期の11棟から5棟へ減少した結果、減収減益となった。

2025年5月期通期の業績予想については、売上高は前期比15.0%増の268.02億円、営業利益は同34.9%減の19.91億円、経常利益は同40.0%減の15.57億円、当期純利益は同40.1%減の10.90億円を見込んでいる。

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