アーバネット Research Memo(8):事業ポートフォリオの拡充により持続的な成長を目指す
循環的な景気変動への懸念のほか、インフレの進行や金融緩和政策の先行き不透明感など、外部環境は不確実性が高まりつつあるものの、今後の成長戦略の方向性に大きな見直しはない。しかしながら、2023年8月24日の新株予約権に関する開示文書に記されているように、既存事業の拡大とストックビジネス等の強化とともに、M&Aによる他社事業買収を通じてシナジー効果を期待しつつ、成長にはずみをつけようとする姿勢が明確となった。既存事業の拡大を軸としつつ、ストックビジネス(自社保有の賃貸収益物件等)や子会社による小売・サービス事業(マンション管理及び賃貸業等)の強化により、事業ポートフォリオの拡充と財務基盤の安定化を図る考えだ。
1. 既存事業の拡大
既存事業については、都心での用地価格が高騰しているなかで、将来リスクも念頭に入れつつ、より採算性やタイミングを重視した選別的な用地取得に取り組み、事業環境や景気変動に柔軟に対応しながら、持続的な成長を目指す方針である。子会社の(株)アーバネットリビングに有効活用課を設置し、時間をかけて権利調整を行うビジネスを展開しているほか、独自のビジネスモデルと安定した財務基盤を生かして、大型プロジェクトや東京都心以外での開発も検討しているようだ。また、ITを含めた新しい技術やコンセプト(特定ターゲットへの対応など)を導入した次世代型マンションの開発※のほか、中長期的な視点からは、若年層以外の単身所帯の増加に向けて、シニア向けマンションなど新しい需要の取り込みにも対応していく。
※2022年6月期より開始したZEH仕様マンションの開発も新たな取り組みの一環として位置付けられる。他にも、音大生やミュージシャン、音楽愛好家などを対象とした「防音賃貸マンション」、独自の「アーバネット防災プログラム」の導入、「学生専用マンション」の開発などでも実績をあげている。
2. ストックビジネスの強化
ストックビジネスの強化については、ここ数年、賃貸収益物件を自社保有することにより安定収益源や融資担保の確保に取り組んできた。現在の賃貸収益物件は8棟(他にも戸別保有あり)に上り、年間の不動産収入は500百万円水準(弊社推定)にまで拡大している。今後も、流動資産の活用により安定稼働が期待できる賃貸収益物件を着実に増やす計画である。また、駅近好立地での開発力を生かして参入した「ホテル事業」については試行錯誤の段階であり、まずは稼働率の向上と客室単価の適正化を目指したうえで、ストックビジネスとして保有するか、販売チャネルの拡大を目的として売却するのか、長期的視点で検討する方針である。
3. BtoC事業の拡大
同社の中核事業である投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売では、物件竣工後のマンション販売会社への物件引き渡しで事業のルーチンが完了する。同社が開発してきた分譲用マンションにおいても、戸別分譲後のマンション管理等については管理会社に引き継いで終了としてきた。すなわち、賃貸管理並びにマンションビル管理等の収益については対応しておらず、取りこぼしてきた感があるが、アーバネットリビングの設立により、この分野での収益が可能となったことから、ボリュームビジネスと言われるこの分野も積極的に推進する。
4. 弊社による注目点
弊社では、東京都心における投資用ワンルームマンションは、循環的な景気変動の影響や一時的な相場調整等により強弱を繰り返しながらも、持続的な成長が可能な市場であると見ている。特に、コロナ禍収束後においても、国際都市として発展を続ける東京の居住環境の改善及び進化には大きな可能性が残されている。また、ファンドやリート、クラウドファンディングなどを含め、投資対象(金融商品)としての不動産(特に、安定したキャッシュ・フローを生み出す賃貸収益物件)に注目が集まるなかで、優良物件の開発に定評のある同社の役割はますます重要なものになってくるだろう。その一方で、事業ポートフォリオの拡充及び安定収益源の確保は同社にとって重要な中長期的テーマである。とりわけ財務基盤の安定化は、リスク対応力はもちろん、新たな成長に向けた投資の原動力となることから、業績が好調な今のうちにしっかりと手を打っておくことが重要となろう。
また、M&Aについては現時点では具体的な案件はないようだが、今後の同社の取り組みに注目しておきたい。
長期的な視点からは、国内人口が減少傾向をたどるなかで、持続的な成長を実現するためには、新たな需要を取り込める分野へのチャレンジも視野に入れる必要があると考える。弊社では、これまで都心及び好立地にて、小さくても快適な居住空間を開発してきた同社にとって、そのノウハウやネットワークが生かせる宿泊施設やシニア向けマンションへの進出は成功確率が高いと見ている。また、新しい技術やコンセプトを導入した次世代型マンションの開発など、同社ならではの取り組みも今後のカギを握るであろう。とりわけZEH仕様マンションの開発は、今後の方向性と新たな成長ポテンシャルを示すものとして期待したい。同社の設計・開発における強みが生かせる領域であるうえ、社会的な要請や政府の動きにも沿ったものであることから、景気変動にかかわりなく、着実に事業機会を創出できる可能性が高いと見ている。また、様々なパートナーとの協働により価値共創を図っていく事業スキームは、今後の事業拡大に向けたモデルケースとしても注目に値する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<YI>
【柏】J2徳島からGK永井堅梧を獲得へ 正確なロングボールは柏の戦術に合致
本田翼が魅せる透明感♡新作カラコン「ビュームワンデー」新色登場
エスリ、現在および将来の複雑なユーティリティ・システム管理に関する新ガイドを公開
ワコールが甲南女子大と産学連携!学生デザインのガードル登場♡
【楽天】母校横浜敗戦も後輩から刺激!OB渡辺佳が代打V犠飛、藤平は完璧継投 CS圏に2差
【中日】井上監督厳しい口調「しょうもない」4連敗で今季最多借金13
【阪神】栄枝裕貴スタメンマスクで初の2安打「何とか1本出したかった」5回でベンチに下がる
【阪神】石井大智「盗塁をアウトにしてくれた」連続試合無失点の日本記録を41試合に伸ばす
【日本ハム】新庄監督の読み的中「打ってくれるんだろう」けん制死の清宮幸サヨナラ劇への挽回打
【日本ハム】達孝太、5回1死まで完全投球から一転、2被弾5失点「5回ですね。悔やまれます」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
「けしからん格好」23歳タレント“衝撃バストライン”に悶絶の声「奇跡のスタイル過ぎる」
大谷翔平が提訴された不動産巡る訴訟 投資会社が自社に全責任と主張「異議申し立ては根拠ない」
カンニング竹山「アッコにおまかせ」生放送を急きょ欠席 和田アキ子「さっき電話しましたけど」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
松本人志飲み会参加元セクシー女優、怒りの投稿「こうゆう奴は地獄に落ちてほしい」
体の一部切除手術の起業家グラドル、大胆ピンク色のビキニ大公開!プールサイドに乗り上げ強調
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

【柏】J2徳島からGK永井堅梧を獲得へ 正確なロングボールは柏の戦術に合致
本田翼が魅せる透明感♡新作カラコン「ビュームワンデー」新色登場
エスリ、現在および将来の複雑なユーティリティ・システム管理に関する新ガイドを公開
ワコールが甲南女子大と産学連携!学生デザインのガードル登場♡
【楽天】母校横浜敗戦も後輩から刺激!OB渡辺佳が代打V犠飛、藤平は完璧継投 CS圏に2差
【中日】井上監督厳しい口調「しょうもない」4連敗で今季最多借金13
【阪神】栄枝裕貴スタメンマスクで初の2安打「何とか1本出したかった」5回でベンチに下がる
【日本ハム】新庄監督の読み的中「打ってくれるんだろう」けん制死の清宮幸サヨナラ劇への挽回打
【阪神】石井大智「盗塁をアウトにしてくれた」連続試合無失点の日本記録を41試合に伸ばす
【日本ハム】達孝太、5回1死まで完全投球から一転、2被弾5失点「5回ですね。悔やまれます」