【マザーズ先物の活用方法2023夏~上半期相場の回顧と下半期の見通し~ vol.1】2023年上半期相場の回顧
マザーズ先物の活用メリット、新興市場の上半期相場の回顧と後半の見通しを、フィスコマーケットレポーター高井ひろえが紹介、4回に分けて配信します。
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。本日はマザーズ先物の活用メリットを、株式市場の2023年上半期の振り返りと今後の見通しを含めてご紹介していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
まずは今年前半の株式市場を振り返っていきましょう。昨年末の市場関係者の大方の予想は、世界経済の景気後退により年前半の株式市場は下落するというものでした。しかし、年明けから市場関係者の予想とは裏腹に株式市場は新型コロナ規制の「ゼロコロナ政策」を解除した中国の経済再開とアメリカのインフレピークアウト、連邦準備制度理事会=FRBの利上げ幅縮小などに対する期待感から上昇基調をたどりました。
一方、2月は連邦公開市場委員会=FOMCで予想通り利上げ幅が縮小されましたが、その後のアメリカの予想を上回る物価指標やFRB高官からのタカ派発言で長期金利が上昇し、株式市場の上昇は小休止となりました。
しかし、3月にはアメリカでシリコンバレー銀行(SVB)をはじめ複数の銀行が経営破綻に追い込まれるなど、FRBによる昨年からの急速な利上げによる実体経済への影響がにわかに表れはじめました。また背景は異なりますが、スイスの銀行、クレディ・スイスの経営難も同時期に発生し、欧米の金融システム不安が台頭するなか、株式市場は大きく下落しました。
ただ、アメリカでは金融当局と政府がすぐに緊急融資プログラムを発表。また、日本・アメリカ・欧州の6 つの中央銀行によるドル資金の供給強化など多くの対策が迅速に打たれました。これらの結果、問題の波及を防ぐことができ、ショックは早い段階で鎮静化、その後は低下したアメリカの長期金利などを追い風にハイテク株の上昇が全体をけん引する形で株式市場は再び上昇し始めました。
そして4月以降の東京市場は歴史的な上昇相場となりました。東京証券取引所の株価純資産倍率(PBR)1倍割れ企業に対するPBR改善要請や、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による日本の商社株への追加投資などをきっかけに、海外投資家からの日本株の注目度が大きく高まりました。また、植田新日銀体制の下でも現行の金融緩和が当面継続される方針が確認されたことも日本株の相対的な投資妙味を高めました。海外投資家は結局、3月最終週以降、現物だけで日本株を12週連続で買い越し、この間の累計の買い越し金額は6兆1000億円を超え、2012年の11月から始まったアベノミクス相場以来の歴史的な記録となりました。
それでは一方で、新興株を対象としたマザーズ指数はどうだったのか、見てみましょう。実はマザーズ指数は5月下旬まで低迷が続き、歴史的な上昇相場を見せていた日経平均とは全く異なる状況でした。これは、日本株の買い越し主体だった海外投資家が、流動性などの制約条件を理由に時価総額の大きい東証プライム市場の主力銘柄に投資対象を絞っていることが背景として挙げられ、投資対象となりにくい中小型株や新興株が「蚊帳の外」状態になっていたことを意味すると考えられます。
ただ、偏った物色から一部の銘柄には過熱感が台頭。5月最終週以降は中小型株や新興株も出遅れ感から着目されるようになり、6月に入ってからマザーズ指数は急速に上昇し、一時年始からの株価上昇率で日経平均を超える場面もありました。
さて、マザーズ指数の話をしましたが、現在の新興市場にマザーズ市場はありません。2022年4月の東証による市場区分の見直しにより、現在、東証にはプライム、スタンダード、グロ-スの3つの市場が存在し、新興株の多くが属するのが東証グロ-ス市場になります。ただ、市場関係者からの強い要望もあり、市場区分の見直し後もマザーズ指数は算出が継続されています。
それでは、2023年の上半期相場を改めて新興株の代表的な指数とともに振り返ってみましょう。こちらのグラフはマザーズ指数に加えて東証グロ-ス市場指数、東証グロ-ス市場Core指数の3つの株価指数の年始からの推移を表したチャートです。東証グロ-ス市場指数はその名の通り、東証グロ-ス市場に上場する全ての銘柄から構成される時価総額加重型の指数です。一方、マザーズ指数は東証グロース市場指数の構成銘柄のうち時価総額上位250銘柄から構成される時価総額加重型の指数です。そして、東証グロ-ス市場Core指数は東証グロ-ス市場に上場する銘柄のうち時価総額や流動性を考慮して選定される20銘柄により構成される指数になります。年始を基点に標準化したグラフでみると、東証グロ-ス市場Core指数のパフォーマンスが常時、マザーズ指数や東証グロ-ス市場指数をアウトパフォームしていることが分かります。グロース市場の中でも特に成長性・収益性などの点で質の高い銘柄が採用されていることが窺えます。
さて、ここまでお話してきたマザーズ指数ですが、今年の11月6日から名称が東証グロ-ス市場250指数に変更されます。指数の構成条件がそのまま名称になった形となり、他の指数と比較した際の位置付けがより明確になりした。また、この変更に伴い、マザーズ先物も東証グロ-ス市場250指数先物へと名称が変わります。
新しい東証グロ-ス市場250指数については、指数の構成方法や細かいテクニカルな調整方法については従来からの変更はありません。日本取引所グループ(JPX)で公表されている4月28日時点での採用銘柄は294銘柄です。名称の250と異なりますが、これは東証グロース市場に新規上場した銘柄や市場変更した銘柄が新規上場日および変更日の翌月最終営業日に追加されるためです。今年は再び新規株式公開(IPO)が盛り上がってきていますので、数も大分増えてきているようですね。11月から混乱しないよう、改めて11月からはマザーズ指数という名称はなくなり、新たに東証グロ-ス市場250指数という形で生まれ変わることを、ぜひこの機会に覚えておいてください。
※原稿作成:フィスコアナリスト仲村幸浩
—マザーズ先物の活用方法2023夏~上半期相場の回顧と下半期の見通し~ vol.2に続く—
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