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ハウテレビジョン Research Memo(6):2024年1月期も増収増益予想、高い売上成長で費用増加を吸収


*14:36JST ハウテレビジョン Research Memo(6):2024年1月期も増収増益予想、高い売上成長で費用増加を吸収 ■今後の見通し

● 2024年1月期の業績(非連結)予想概要
ハウテレビジョン<7064>の2024年1月期の業績(非連結)予想は、売上高が2023年1月期比36.1%増の2,100百万円、営業利益が13.5%増の450百万円、経常利益が12.5%増の445百万円、当期純利益が1.0%増の286百万円としている。高い売上成長を継続して経費の増加を吸収する見込みだ。

売上高の内訳は、新卒サービス「外資就活ドットコム」が36.9%増の1,700百万円、中途サービス「Liiga」が32.9%増の400百万円としている。新規事業の知見共有プラットフォーム「Mond」については売上高を見込んでいない。費用(原価+販管費)は43.9%増の1,650百万円の計画としている。事業成長を支える中核的な人的資本の拡充で人件費(46.7%増加)や外注費(55.2%増加)が増加し、顧客基盤の拡大を加速させるためのマーケティング施策で広告宣伝費・販促費(37.1%)も増加する見込みだ。従業員数については年間を通じておおむね70名前後(2023年1月期末は54名)での推移を想定している。

なお四半期別の計画としては、第1四半期は採用教育費の発生(新卒5名入社)により営業赤字となる見込みだが、第2四半期以降は売上拡大に伴って営業利益も拡大する見込みとしている。人員拡充と高い生産性の維持・向上を両立させる方針で、従業員1人当たり売上高を2022年1月期第3四半期の17百万円から2024年1月期第4四半期には31百万円まで高める計画だ。また、営業利益計画の達成を重視するため売上成長に応じて適切な費用コントロールを行うとしており、弊社では会社予想に上振れ余地があると考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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