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レンティア Research Memo(6):自己資本比率は47.7%へ上昇。新規連結子会社の影響で無形固定資産が増加


*14:06JST レンティア Research Memo(6):自己資本比率は47.7%へ上昇。新規連結子会社の影響で無形固定資産が増加 ■業績動向

3. 財務状況
コーユーレンティア<7081>の2022年12月期末の資産合計(連結)は17,202百万円(前期末比1,856百万円増)となった。このうち、流動資産は7,532百万円(同649百万円増)となったが、主に現金及び預金の増加267百万円、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)の増加440百万円などによる。固定資産は9,669百万円(同1,206百万円増)となったが、主に有形固定資産の増加478百万円、無形固定資産の増加877百万円、投資その他資産の減少149百万円による。無形固定資産の増加は、主に新規連結子会社の買収に伴うのれんの増加318百万円、顧客関連資産の増加382百万円による。流動負債は7,506百万円(同286百万円増)となったが、主に支払手形及び買掛金(電子記録債務含む)の増加558百万円、未払法人税等の減少536百万円による。固定負債は1,450百万円(同544百万円増)となったが、主に長期借入金の増加622百万円、リース債務の減少295百万円による。この結果、負債合計は8,957百万円(同831百万円増)となった。

純資産合計は親会社株主に帰属する当期純利益の計上などによる利益剰余金の増加985百万円等により8,244百万円(同1,024百万円増)となった。この結果、2022年12月期末の自己資本比率(連結)は47.7%(前期末47.0%)となった。

4. キャッシュ・フローの状況
2022年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,044百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益2,213百万円、減価償却費1,517百万円、仕入債務の増加435百万円などで、主な支出は売上債権の増加49百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは2,810百万円の支出であったが、主な支出は有形及び無形固定資産の取得による支出1,936百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出782百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは32百万円の収入であったが、主な収入は長短借入金の純増657百万円などで、主な支出はリース債務の返済による支出360百万円、配当金の支払額264百万円などであった。

この結果、期中に現金及び現金同等物は267百万円増加し、現金及び現金同等物の期末残高は2,378百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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