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かっこ---3Q不正検知サービスの新規顧客獲得が堅調に進捗して、2ケタ増収


かっこ<4166> は14日、2022年12月期第3四半期(22年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比16.2%増の7.96億円、営業利益が同9.4%減の1.34億円、経常利益が同14.5%減の1.23億円、四半期純利益が同18.0%減の0.80億円となった。

同社は「未来のゲームチェンジャーの「まずやってみよう」をカタチに」という経営ビジョンを掲げ、同社の有するセキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開してきた。

不正検知サービスにおいては、不正注文検知サービス「O-PLUX」について、上限額なしでクレジットカードの不正利用被害を補償する「O-PLUX Premium Plus(出荷判断代行サービス)」及び月額4,000円から利用可能な不正注文検知サービス「不正チェッカー」の販売拡大を進めるとともに、ECパッケージ・ショッピングカートとのシステム連携、カード会社とのパートナー契約締結等、アライアンスの推進に努めた結果、新規顧客の増加及び既存顧客の持続的な成長により、当第3四半期累計期間の「O-PLUX」のストック収益額は前年同期比10.7%増の5.64億円に拡大した。また、不正アクセス検知サービス「O-MOTION」について、引き続きサービスの拡充を図るとともに、新たにECパッケージ・ショッピングカートとのシステム連携をする等、多分野での販路開拓に取り組んできた。

決済コンサルティングサービスにおいては、システム開発案件の受注獲得に努め、また、データサイエンスサービスにおいては、データ分析案件の受注獲得に努めた。

2022年12月期通期については、売上高は前期比15.9%増の11.02億円、営業利益は同7.1%増の1.91億円、経常利益は同14.5%増の1.95億円、当期純利益は同14.3%増の1.37億円とする期初計画を据え置いている。

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