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天昇電気工業---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、日本及び中国成形関連事業が好調に推移


天昇電気工業<6776>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.4%増の108.96億円、営業利益が2.66億円(前年同期は0.19億円の利益)、経常利益が同445.3%増の4.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.29億円(同0.20億円の利益)となった。

日本成形関連事業の売上高は前年同期比28.3%増の90.60億円、セグメント利益は1.07億円(前年同期は1.63億円の損失)となった。半導体の供給不足により、納入先である自動車メーカーの完成車工場で操業停止や減産が引き続き実施されているものの、生産量は回復傾向にある。また2021年7月より連結子会社とした竜舞プラスチックの売上も寄与した。

中国成形関連事業の売上高は前年同期比76.0%増の3.89億円、セグメント利益は同272.9%増の0.65億円となった。主要顧客からの受注が大幅に増加したことに加え、利益率の高い製品の受注も好調に推移した。

アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比9.4%増の13.03億円、セグメント損失は0.26億円(前年同期は0.51億円の利益)となった。半導体の供給不足は続いているものの、家電等の生産量は回復傾向にある。一方で、メキシコ第二工場新設に伴う先行経費を計上しコストは増加した。

不動産関連事業の売上高は前年同期比0.1%減の1.43億円、セグメント利益は同0.0%減の1.17億円となった。相模原市の賃貸建物、二本松市所在の土地から構成されている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.4%増の240.00億円、営業利益が同165.7%増の6.00億円、経常利益が同52.0%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%増の3.50億円とする期初予想を据え置いている。

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