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ワイエイシイホールディングス---2Qは減収なるも、メカトロニクス関連事業の受注残が順調に拡大


ワイエイシイホールディングス<6298>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.9%減の109.76億円、営業利益が同34.0%減の4.73億円、経常利益が同20.9%減の5.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.9%減の3.25億円となった。

メカトロニクス関連事業の売上高は前年同期比14.5%減の51.79億円、セグメント利益は同30.8%減の4.69億円となった。受注残は順調に拡大したが、HDDメーカーの設備投資の後ろ倒し、モバイル関連部品の鈍化、及び資材高騰に起因する原価高により減収減益となった。

ディスプレイ関連事業の売上高は前年同期比164.0%増の25.13億円、セグメント損失は1.31億円(前年同期は2.01億円の損失)となった。好調な受注残により大幅な増収となったが、資材高騰等による売上原価の増加等により黒字化とはならなかった。

産業機器関連事業の売上高は前年同期比12.1%増の4.16億円、セグメント損失は0.17億円(前年同期は0.49億円の損失)となった。ホームクリーニング事業はやや回復の兆しも出たが、新包装機等の新規事業の立ち上がりは期初の想定以下となった。

電子機器関連事業の売上高は前年同期比22.5%減の28.66億円、セグメント利益は同42.1%減の1.03億円となった。電力会社向け装置は引き続き安定的に推移したが、人工透析器において部材の入手難が生じた。

2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。 売上高が前期比18.4%増(前回予想比10.0%減)の270.00億円、営業利益が同53.2%増(同20.0%減)の24.00億円、経常利益が同47.5%増(同21.4%減)の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.5%増(同5.9%減)の16.00億円としている

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