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新興市場銘柄ダイジェスト:Jストリームは大幅に続落、バンクオブイノベが大幅に反発


<4417> グローバルセキュ 3800 +60
大幅高。28日は株式分割の権利落ち日に当たり、値頃感や株式の流動性向上などへの期待から買いが入っている。グローバルセキュリティエキスパートは9月16日に10月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると公表。27日終値は7480円(分割後換算で3740円)だった。また、25日に医療業界向けサブスクリプション型Webサービスの提供開始を開示したことも引き続き材料視されているようだ。

<4393> バンクオブイノベ 12250 +1960
大幅に反発。前日に下落した反動で買い戻しが入っている。バンク・オブ・イノベーションは18日に新作RPG「メメントモリ」をリリース。約5年ぶりの新作で、国内課金高で年間60億円を目標としている。業績に対する好影響を期待して同社株は19日から6連騰し、26日には上場来高値まで急伸した。その後は利益確定売りで値下がりしていたことから、押し目買いの好機と見た向きの投資資金が流入しているようだ。

<4308> Jストリーム 603 -28
大幅に続落。23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)の営業利益を前年同期比27.8%減の7.73億円と発表している。医薬業界のEVC(Enterprise Video Communication)領域で主力顧客の販売促進活動がペースダウンしたことなどが響いた。労務費や人件費が増加したことも利益を圧迫した。通期予想は前期比1.2%増の20.80億円で据え置いた。進捗率は37.2%にとどまっている。

<5070> ドラフト 435 -5
大幅に反落。22年12月期の営業利益予想を従来の9.60億円から1.23億円(前期実績9.55億円)に下方修正している。インテリアデザインや建築デザインへの需要は堅調だが、引き合い案件の獲得率が当初想定(70%)を下回る60%台にとどまる見通しとなったため。売上計上予定時期が来期にずれ込む案件が発生しているほか、全体として売上総利益率が若干低下することも利益を押し下げる要因としている。

<5026> トリプルアイズ 894 +22
大幅に反発。丸紅<8002>、信州大学とともに顔認証システムを活用した出席管理の実証実験を開始したと発表している。11日から約6カ月間にわたり信州大学キャリア教育・サポートセンターでの講義や就活イベントでの入退場管理のほか、キャンパス間バスでの乗降確認で実施する。教室出入口に自動検温機能付きのAI顔認証による本人確認機能を搭載した「AIZE Education」を設置し、検温と本人認証を同時に行う。

<2158> FRONTEO 883 +66
大幅に反発。独自開発のAIエンジン「Concept Encoder」のコア技術「類似性指標値算出装置、類似検索装置および類似性指標値算出用プログラム」が米国特許商標局から特許査定通知を受けたと発表している。同技術の特許取得は日本に続き2カ国目。Concept Encoderはライフサイエンス分野に特化して開発された自然言語解析AIで、テキストデータを含むメディカルデータを有効に解析・活用することを目的としている。 <ST>
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