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萩原電気ホールディングス---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、デバイス事業・ソリューション事業ともに好調に推移


萩原電気ホールディングス<7467>は10日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.8%増の397.04億円、営業利益が同47.0%増の12.10億円、経常利益が同85.1%増の14.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同86.6%増の9.85億円となった。

デバイス事業の売上高は前年同期比17.3%増の343.52億円、営業利益は同37.1%増の8.70億円となった。電子制御が進む自動車向けシステムLSIなどの半導体や電子部品の販売及び技術支援、組込システムのPoC(概念実証)開発支援や組込ソフトウエアを中心とした受託開発事業を行っている。当第1四半期においては、自動車の生産調整等の影響を受けたものの、採用品の新規立ち上げや車両展開による受注増加などに加え、商流移管や円安の寄与があった結果、増収増益となった。

ソリューション事業の売上高は同13.8%増の53.51億円、営業利益は同80.2%増の3.39億円となった。IT機器、組込機器及び計測機器の販売や、ITプラットフォーム基盤及びITシステムの構築に加え、FAシステムや特殊計測システムの設計・製造・販売及び産業用コンピュータの開発・製造・販売を行っている。当第1四半期においては、搬送・半導体設備関連の顧客の生産が好調に推移したことにより組込分野での売上増加が牽引し、増収増益となった。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.0%増の1,870.00億円、営業利益が同1.3%減の43.00億円、経常利益が同2.0%減の42.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.6%減の26.00億円とする期初計画を据え置いている。


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