マザーズ先物の活用方法 vol.4~東証グロース市場注目企業の業績動向~
白幡:大型連休中にも取引ができるのはありがたいですね。投資家の皆さん、来年のゴールデンウイークの際にはぜひこのメリットを活かしてください。それでは、最後に東証グロース市場の注目企業の業績動向について解説していただきます。仲村さん、よろしくお願いします。
※東証グロース市場の時価総額上位ランキング参照
仲村:はい。グラフは6月末時点での東証グロース市場の時価総額上位ランキングです。前回、この企画が実施された際にお見せした昨年末時点での旧マザーズ市場の時価総額上位銘柄のランキングと比べて、新しくランキングに入ってきた銘柄を色付けしています。上位はほとんど入れ替わっていませんが、今年のボラティリティーの激しい相場を受けて、下の方の順位は大分入れ替わっています。コロナ禍相場の序盤で人気化したクラウド診療システムなどを手掛けるメドレーや、コロナ禍から業績が回復してきている貸会議室大手のティーケーピーなど、以前上位にいた銘柄が復活して改めてランクインしています。また、一時AIやDXといったトレンドに押されて上位から外れていたバイオ関連の銘柄も見られますね。
白幡:それでは、仲村さん、これらの中で注目する企業について、業績動向などを中心に解説していただけますでしょうか。
仲村:はい。一つ目はAppier Group<4180>です。潜在ユーザーの予測・獲得からユーザーとの関係構築までファネル全体を網羅する包括的なクラウド型AIマーケティングソリューションを提供しています。世界17カ国に拠点を置き、グローバルに活動しています。
2022年12月期第1四半期は非常に良い決算でした。売上収益は前年同期比53%増と、直近3年間で最高を記録、四半期営業利益は初めて黒字化を達成しました。ストック型収益に当たる年間経常収益(ARR)も四半期ベースで順調に拡大し、前年同期比では49%増と伸びました。増収要因の44%が新規顧客、56%が既存顧客からで、顧客獲得のみならず、クロスセルなどプロダクト間のシナジー効果も好調のようです。
好業績を受けて、第1四半期決算時から早々に通期計画が上方修正され、EBITDA(利払い・税支払い、償却前利益)は従来の5.75億円から8.04億円へと4割程引き上げられました。
白幡:第1四半期から通期計画を大きく上方修正するなんてかなり好調なのですね。第2四半期決算ではどのような点に注目したらよいでしょうか。
仲村:重要業績評価指標、いわゆるKPIと呼ばれる各種指標に注目したいと思います。具体的には顧客企業数、NRRなどです。顧客企業数は言わずもがなですが、NRRはNet Revenue Retention (Rate)の略称であり、既存顧客の売上が前年度からどの程度増減しているかを表す指標です。NRRの数値が100%を上回っていれば、複数商材の購入(クロスセル)や単価の高い商品へのアップグレードなどが上手くいっていることを意味し、業績が順調に拡大しているといえます。
もう一つは急速成長中のアメリカ事業の動向です。最近ではユーザーのプライバシー保護の観点から、ユーザーのネット上での行動履歴に基づくサードパーティーデータへの規制が強まっています。こうした中、ユーザーのデジタル端末上での行動などから取得するファーストパーティーデータに基づくマーケティングが新たに注目されてきています。最近では、スマートフォン大手のアップルによるプライバシー規制の影響などから、特にアメリカでこうした動きが顕著になってきています。このファーストパーティーデータの領域でAppier Groupのマーケティングソリューションは大きな強みを発揮しており、アメリカでの成長率が急速に高まっています。第2四半期以降も、このアメリカでの高い成長率が維持されているかを確認したいです。
白幡:成長ポテンシャルが非常に高そうですね。ありがとうございました。次の注目企業はどこでしょうか。
仲村:2つ目はメドレー<4480>です。現在主力である医療・介護人材の採用システムである「ジョブメドレー」は事業者が自ら積極的に「求める人材を探し出し、魅力を伝え、採用する」というダイレクトリクルーティングを採用しています。余分な人材コストがかからないため、成果報酬額を業界平均から5割~8割ディスカウントした価格で設定することができています。こうした価格の強みに加え、医療業界の中でも競合がほとんど存在しないミドル・テール領域に特化した戦略が奏功し、高い成長を続けています。ジョブメドレーを展開する主力の人材PF事業では顧客事業所数、従事者会員数、スカウト通数などの各種KPIの拡大傾向が続いており、モメンタムも増大方向にあります。
また、第2の柱として成長中のクラウド診療支援システムを展開する医療PF事業にも期待が持てます。まだ先行投資段階ではありますが、利用医療機関数は急速なペースで拡大しています。人材PF事業において獲得してきた顧客基盤への導入というシナジー効果が強く働いており、今後も高い導入ペースが維持できると考えています。2022年4月1日の診療報酬の改定では、対面診療の9割弱までオンライン診療の診療報酬が引き上げられ、事業を巡る環境も改善が続いており、中長期的なポテンシャルは高いと見ています。
白幡:医療業界でのデジタル化は長期的なテーマでもありますし、長く注目していたい企業ですね。
仲村:はい。最後は今年6月に上場したばかりのANYCOLOR<5032>です。VTuber グループ「にじさんじ」等の運営を手掛ける、まさに時流の最先端に位置する企業といえます。VTuberとは主に「2Dや3Dのアバターを使って活動しているYouTuber」のことを指します。キャラクターの姿で、YouTube上で動画を投稿したりライブ配信をしたりしている人たちを指しており、「バーチャルYouTuber(VTuber)」の略称として呼ばれています。
顔出しをしなくていいことで属人的なリスクを排除できるため、一般人からの活躍も珍しくありません。若年層を中心に娯楽の中心が動画視聴に移ってきているなか、VTuberマネジメントは中長期的に成長が期待できる新しい事業と考えられます。ビジネスモデルとしてはライブストリーミングからライブイベント、関連グッズやデジタルコンテンツの販売などに多展開されています。
上場直後に本決算を発表していますが、2022年4月期は売上高が前期比85.5%増、営業利益は2.9倍と大幅に拡大し、ビジネスとしての成長性を見せつけました。また、2023年4月期も売上高と営業利益が揃って30%台半ばから50%近くの高い伸びを見せる見込みとなっています。
今後の注目点はVTuber グループ「にじさんじ」の英語圏向け「NIJISANJI EN」の動向です。ビジネス開始後の1年間のYouTube再生時間の推移をみると、国内と同様に非常に高い立ち上がりを見せており、今後の動向が注目されます。また、複数人のVTuberでのユニットプロデュースなども企画されており、新たな収益柱が誕生すれば業績の拡大にも弾みがつくと考えられます。
白幡:まさに時代の最先端をいく新しいビジネスで、この先の成長が楽しみですね。
仲村:はい。このように東証グロース市場には成長ポテンシャルの高い魅力的な企業が数多く存在します。こうした企業を中長期で保有しつつ、今年のような非常に不安定な相場環境の中では、マザーズ先物をヘッジ手段として活用することが一つの有効な戦略となります。今日お伝えした多くのメリットをご理解いただいたうえで、ぜひ皆さんにはマザーズ先物を活用した戦略で今年の難しい相場を乗り切っていただきたいと思います。
白幡:なるほど、マザーズ先物を活用するメリットや注目企業の動向についてよくわかりました。仲村さん、解説ありがとうございました。
仲村:はい、ありがとうございました。
白幡:ここまでご清聴いただきありがとうございました。皆様にもマザーズ企業の将来性やマザーズ先物の魅力が伝わりましたら幸いです。ぜひマザーズ先物を活用してみて下さい。
<NH>
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