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新興市場銘柄ダイジェスト:セルシードは大幅に7日ぶり反発、トリプルアイズがストップ高


<7095> MacbeeP 6140 +470
大幅に続伸。日本デジタル空間経済連盟に加盟したと発表している。同連盟は業界横断の総合経済団体としてメタバース領域での政策提言やガイドライン策定に関する協業、勉強会やセミナー、イベント開催などでの協働する団体。加盟によりメタバース領域でのビジネス機会が広がるとの期待が広がっている。17日に直近安値(5260円)を付け、値頃感があることも買い意欲を後押ししているようだ。

<5026> トリプルアイズ 1386 +300
ストップ高。ヤマダホールディングス<9831>及びヤマダデンキ(群馬県高崎市)と共同で開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大したと発表している。これまでヤマダデンキ約700店舗で採用されているが、提供拡大でヤマダNEOBANK口座を開設した顧客も顔認証決済が可能となる。同サービスの顔認証AIには、トリプルアイズの画像認識プラットフォームが採用されている。

<7776> セルシード 150 +23
大幅に7日ぶり反発。セルシードの細胞シート工学を用いた中枢神経損傷関連疾患の新規治療方法に関する共同研究を北海道大学大学院医学研究院と開始したと発表している。北海道大学は保有する自家骨髄由来細胞などを提供し、セルシードの技術協力で治療の品質、安全性や有効性に係る非臨床試験を実施する。骨髄由来間葉系幹細胞から細胞シートを作製する再生医療の実用化を目指す。

<4169> エネチェンジ 1033 +150
ストップ高。一部メディアが「電力の契約先が見つからない『電力難民』となっている法人企業に対し、複数の電力プランを提示する電気料金見積もりサービスを始める」と報じている。「複数の新電力と協業し、政府が電力難民向けに新しく設定する価格よりも割安な電力プランを販売する」という。地政学リスクの高まりなどを背景に電力価格が高騰しており、需要があるとみた向きが材料視しているようだ。

<4575> CANBAS 645 +100
ストップ高。米国で実施している膵臓がん3次治療を対象とするCBP501臨床第2相試験ステージ1の3剤併用投与群のひとつで、投与開始から3カ月を上回る病勢安定1例が確認され、2例目の「3カ月無増悪生存」になったと発表している。これで早期無効中止とならず、ステージ2または臨床第3相試験へ進むことが確定した。ステージ2をスキップして臨床第3相試験を開始するかどうかは未確定という。

<6181> タメニー 134 +18
大幅に4日続伸。和歌山県の結婚支援事業企画運営業務を受託したと発表している。第1回目のイベントは7月開催の予定。婚活イベント開催や広報の実施、イベント参加者向けスキルアップセミナーの実施などを行う。また、イベント参加者専用の相談窓口の設置やカップル成立者への定期調査などを実施するほか、独身者向け結婚支援塾を企画・運営するとしている。 <ST>
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