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サイバーコム---1Qは2ケタ増収増益、ソフトウェア開発事業・サービス事業ともに順調に推移


サイバーコム<3852>は11日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比11.8%増の41.55億円、営業利益が同11.2%増の4.48億円、経常利益が同11.9%増の4.53億円、四半期純利益が同12.1%増の3.14億円となった。

主力のソフトウェア開発事業の売上高は前年同期比12.4%増の32.89億円、営業利益は同20.4%増の5.92億円となった。通信ソフトウェア開発は堅調な推移となっているが、制御ソフトウェア開発においてはプリンタ用ドライバ開発案件等の作業規模拡大により好調に推移している。また、業務ソフトウェア開発については、金融系システム、流通系システム、公共系システム等の作業規模拡大により好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同期比9.7%増の8.59億円、営業利益は同9.8%増の1.34億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、セキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が堅調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については好調に推移した。自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、コールセンター構築や年間保守の増加により好調に推移した。また、位置情報ソリューション「Cyber Position Navi (R)」については、より高精度な位置情報を把握したいという要望を受け、新たに「Cyber Position Navi Plus」の販売開始後、様々な業種から数多くの問合せを受けているという。

2022年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.0%増の163.00億円、営業利益が同4.8%増の10.00億円、経常利益が同1.1%減の10.20億円、当期純利益が同0.7%減の7.00億円とする期初計画を据え置いている。


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