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新興市場銘柄ダイジェスト:第一商品は大幅に続伸、TrueDataがストップ高


<3987> エコモット 569 +37
大幅に4日続伸。新型コロナウイルスワクチンの保管用フリーザー向けIoT無停電電源装置に使用する温度センサーを、ベイシス<4068>とともに全国の自治体に設置すると発表している。エコモットのIoT無停電電源装置は停電からフリーザーの稼働を守るほか、温度センサーを使った遠隔監視で電池残量や異常状態を確認することができる。この温度センサーの設置にベイシスのサービスを利用する。

<2437> Shinwa 475 +45
大幅に反発。羽田オークション「EVENING SALE」の参加者により高額美術品が落札され、取扱手数料として5億8885万円を22年5月期に売上高として計上すると発表している。落札購入された美術品はアンディ・ウォーホルの「Silver Liz(Ferus Type)」などで、落札金額は30億7058万円だった。同期業績への影響は現在精査中で、必要な場合は速やかに知らせるとしている。現時点では通期予想は未定となっている。

<4427> EduLab 793 -89
大幅に続落。過去の不適切な会計処理に関連して1日付で東証から特設注意市場銘柄に指定され、売り材料視されている。指定期間は同日から原則1年間。また、従来未定としていた22年9月期の営業損益予想を3.00億円の黒字(前期実績4.25億円の赤字)と発表している。前期に計上したテストセンター事業に関連する事業損失引当金などが発生しないため。ただ、純損益予想は9.80億円の赤字(同52.55億円の赤字)にとどまった。

<8746> 第一商品 208 +22
大幅に続伸。東証から1日付で特設注意市場銘柄の指定を解除するとともに、監理銘柄(審査中)の指定を解除する旨の通知を受領したと発表し、買い材料視されている。第一商品は、不適切な会計処理に絡んで20年5月に過年度の決算短信などを訂正し、内部管理体制の改善の必要性が高いとして東証から同年7月11日に特設注意市場銘柄に指定されていた。その後、内部管理体制確認書を2度に渡って提出していた。

<4416> TrueData 760 +100
大幅に4日続伸しストップ高。プラネット<2391>と業務提携に関する基本契約を締結したと発表している。第1弾として「POSデータクレンジングサービス」を共同で開発する。データ取得や連携に関わる作業、POSデータやマスタデータの整備作業などを各企業がアウトソースできる環境を整備し、流通業界などのDX推進を支援するサービス。将来的には流通業界のサプライチェーン計画やマーケティング計画などにも広げるとしている。

<6597> HPCシステムズ 2249 +106
大幅に反発。コニカミノルタ<4902>と画像IoT/AI分野で技術パートナー契約を締結したと発表している。HPCシステムズが培ってきたCTO技術とコニカミノルタが有する画像IoTプラットフォーム「FORXAI」を融合させ、新しいソリューション開発などを共同で推進する。CTO技術は、AIプロセッサやGPU/FPGA、アクセラレータなどを自在に組み合わせるもの。技術パートナー契約締結により、CTO事業の深耕・拡大を目指すとしている。 <ST>
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