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ウェルス・マネジメント---3Qも大幅な増収増益、不動産金融事業・ホテル運営事業ともに好調を維持


ウェルス・マネジメント<3772>は9日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比278.5%増の164.76億円、営業利益が39.57億円(前年同期は5.08億円の損失)、経常利益が37.18億円(同6.62億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が20.98億円(同4.73億円の損失)となった。

不動産金融事業の売上高は前年同期比288.9%増の153.78億円、営業利益は同1,930.2%増の39.38億円となった。遅れていた大型物件の引渡しが完了したほか、他のプロジェクトにかかる物件売却も順調に進み、売上は大きく進捗した。第4四半期以降も、新規物件の取得及び売却を進めるほか、現在進行中のプロジェクトも適切なプロジェクト管理に努めるとしている。

ホテル運営事業の売上高は前年同期比271.1%増の22.54億円、営業利益は5.04億円(前年同期は4.95億円の損失)となった。同社グループの運営ホテルにおいては、緊急事態宣言の発出に伴い一部ホテルにおいて臨時休業を実施した一方で、新規開業による運営ホテルの増加、秋の観光シーズンから年末にかけての宿泊客数の回復及び開発中のホテルに対するコンサルティング売上等により、前年同期と比較して売上高は大きく増加した。開業関連においては、2021年6月28日に、国内で2軒目、関西地区では初進出となるマリオットインターナショナルの「アロフト」ブランドのホテル「アロフト大阪堂島」を大阪・キタの社交場として親しまれた堂島ホテルの地に開業した。

2022年3月期通期については、売上高は前期比408.5%増の270.00億円、営業利益は58.00億円、経常利益は55.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は32.00億円とする、1月11日に上方修正した業績予想を据え置いている。不動産信託受益権の売却の他、不動産金融事業において現在進行中の複数プロジェクトを適切に管理することで通期目標については達成する見込みであるとしている。


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