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トビラシステムズ Research Memo(6):2021年10月期第3四半期累計は大幅増収増益


■業績動向

1. 2021年10月期第3四半期業績(非連結)の概要
トビラシステムズ<4441>の2021年10月期第3四半期累計の業績(非連結)は、売上高が前年同期比17.2%増の1,057百万円、営業利益が同19.7%増の450百万円、経常利益が同28.6%増の449百万円、四半期純利益が同28.2%増の310百万円だった。

主力製品のストック収益が順調に拡大して大幅増収増益だった。売上総利益は同17.9%増加し、売上総利益率は同0.4ポイント上昇して74.0%となった。販管費は同15.5%増加したが、販管費率は同0.5ポイント低下して31.4%となった。営業利益率は同0.9ポイント上昇して42.6%となった。

2. 事業別売上高の動向
事業別売上高の動向は、迷惑情報フィルタ事業が前年同期比20.2%増の997百万円(モバイル向けフィルタサービスが同18.4%増の837百万円、固定電話向けフィルタサービスが同9.8%増の113百万円、ビジネスフォン向けフィルタサービスが同153.3%増の45百万円)、その他が同16.8%減の60百万円となった。各サービスのストック収益が順調に伸長した。

第3四半期のストック収益は前年同期比で16.1%増、前四半期比でも3.1%増と順調だった。

主力のモバイル向けフィルタサービスの契約者数×単価は前四半期比3.6%減収だが、月間利用者数×単価はプロモーション効果で同14.8%増収と伸長した。


財務の健全性は高い
3. 財務状況
財務面で見ると、2021年10月期第3四半期末の資産合計は前期末比82百万円増加して1,730百万円となった。主にソフトウエア、投資その他の資産が増加した。負債合計は同26百万円増加して327百万円、純資産合計は同56百万円増加して1,403百万円となった。この結果、自己資本比率は同0.6ポイント低下して81.1%となった。自己資本比率は高水準であり、財務の健全性は高いと言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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